公式スキル · 営業

送る前の提案書チェック

顧客に届く前の提案書・見積書を、顧客の言葉で書いた課題、範囲、価格、次のアクション、リスクを下げる条件、社名の正しさで点検する。

Claude・ChatGPT・コーディング用の AI で使えます。TeamとBusiness では、Pod に入れた公式スキルが改善のたびに自動で最新版になります。

使う場面

AI に渡すもの

できあがるもの

14点満点の採点つきレビュー。差し替える文つきの「必ず直す」と、最大5件の「できれば直す」。

手順

  1. 最初の画面を顧客として読む 冒頭400字(このスキルの既定の基準)が顧客の課題ではなく自社の話なら「必ず直す」。HubSpot の提案書ガイドは会社紹介を最後に置く。顧客がまず気にするのは自分の課題だからだ。冒頭では、顧客の課題を顧客の言葉で言い直し、放置したときのコストを書く。
  2. 課題の書き方を顧客の言葉と照らし合わせる メモから1〜2か所を引用する。顧客が具体的に言ったこと(「請求書の処理で毎月2日つぶれている」)を、提案書が自社の業界用語(「業務効率化」)で書いていたら、顧客の言葉で書き直す。
  3. 範囲を確かめる 納品物はすべて、数量か上限のある名詞にする(「ワークショップ3回」「ユーザー40人まで」)。終わりのない表現(「継続的なサポート」「必要に応じて」)に印をつける。範囲外のものを書き出し、範囲外の記載がなければ1行足す。
  4. 価格のわかりやすさを確かめる 顧客が上司にそのまま伝えられる合計が1つあること。各行に単位、数量、金額があり、月額か一回限りかが書かれ、税、通貨、支払条件が明記されていること。計算が合わなければ「必ず直す」。価格は文章ではなく表に置く(このスキルの既定)。Proposify の2026年のデータでは、顧客が数量や選択肢を変えられるインタラクティブな料金表のある提案は、受注率が2倍だった。選択肢が3つを超えるなら、2〜3に絞り、1つに「おすすめ」と書くのがこのスキルの既定。
  5. 次のアクションと決定日を確かめる 名前のついたアクションが1つ(「◯日までに署名」「キックオフの日程を決める」)、日付、誰がやるかが必要。価格の有効期限もあって当然。どれかが欠けていれば「必ず直す」。資料の中や電子署名のリンクで署名できないなら、「できれば直す」として足す。Proposify の2026年のデータでは、電子署名の提案は60%早く成約した。
  6. リスクを下げる条件を確かめる 顧客のリスクを下げるものを探す。試験導入、段階的な開始、解約条件、保証、導入事例、名前のついた成功指標など。なければ商談の規模に合うものを1つ提案する。売り手が出していない保証を作らない。
  7. 社名・氏名と誤字を確かめる 顧客の社名と担当者名が出てくる箇所をすべて探す。社名の誤字、テンプレートに残った別の顧客名、役職の誤りは「必ず直す」。ほかの誤字は、価格や名前の中でなければ「できれば直す」。提案書が13ページを超えるなら印をつける。Proposify の2026年のレポートでは、受注した提案は平均11ページ、失注した提案は13ページだった。
  8. 採点して仕分ける このスキルの既定の基準: 7つの基準をそれぞれ0〜2点(0 なし、1 弱い、2 よい)で採点し、14点満点で合計する。「必ず直す」は、混乱、誤解、恥をまねくもの。「できれば直す」はそれ以外。「できれば直す」は最大5件。

SKILL.md の全文

AI が読むファイルそのものです。 ダウンロード

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name: proposal-check
description: 顧客に出す前の提案書・見積書をチェックし、点数つきのレビューと「必ず直す」「できれば直す」の修正案を返す。顧客の課題を顧客の言葉で書いているか、範囲、価格のわかりやすさ、次のアクションと決定日、リスクを下げる条件、社名・氏名の正しさを見る。提案書、見積書、SOW の下書き、営業資料を渡されて「送る前に見てほしい」「提案書をレビューして」と頼まれたときに使う。
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# 送る前の提案書チェック

提案が通るのは、顧客が最初の段落で自社の課題を見つけ、何が手に入りいくら払うのかがはっきりわかり、次に何が起きるかを知っているときだ。顧客側でいちばん疑い深い関係者のつもりで読み、受注を逃す原因になるところから直す。

## 使う場面

- 提案書、見積書、作業範囲記述書(SOW)、料金資料を見込み客に送る前。
- 提案のあと商談が止まり、理由を知りたいとき。
- 営業担当から「これで送って大丈夫か」と聞かれたとき。
- 契約条件や法務レビューには使わない。弁護士に頼むか、最初の読み込みには contract-summary を使う。

## 用意するもの

- 提案書の本文(貼り付け、または資料の中身)。
- 課題についての顧客自身の言葉。商談メモ、メール、ヒアリングのまとめなど。なければ一度だけ頼む。それでもなければ、基準1を「確認できない」と採点し、そう書く。
- 顧客の正式な社名と、担当者の氏名・役職。なければ資料から拾い、営業担当に確認してもらう印をつける。
- 任意: 商談の規模、競合している相手。

## 手順

1. **最初の画面を顧客として読む。** 冒頭400字(このスキルの既定の基準)が顧客の課題ではなく自社の話なら「必ず直す」。HubSpot の提案書ガイドは会社紹介を最後に置く。顧客がまず気にするのは自分の課題だからだ。冒頭では、顧客の課題を顧客の言葉で言い直し、放置したときのコストを書く。
2. **課題の書き方を顧客の言葉と照らし合わせる。** メモから1〜2か所を引用する。顧客が具体的に言ったこと(「請求書の処理で毎月2日つぶれている」)を、提案書が自社の業界用語(「業務効率化」)で書いていたら、顧客の言葉で書き直す。
3. **範囲を確かめる。** 納品物はすべて、数量か上限のある名詞にする(「ワークショップ3回」「ユーザー40人まで」)。終わりのない表現(「継続的なサポート」「必要に応じて」)に印をつける。範囲外のものを書き出し、範囲外の記載がなければ1行足す。
4. **価格のわかりやすさを確かめる。** 顧客が上司にそのまま伝えられる合計が1つあること。各行に単位、数量、金額があり、月額か一回限りかが書かれ、税、通貨、支払条件が明記されていること。計算が合わなければ「必ず直す」。価格は文章ではなく表に置く(このスキルの既定)。Proposify の2026年のデータでは、顧客が数量や選択肢を変えられるインタラクティブな料金表のある提案は、受注率が2倍だった。選択肢が3つを超えるなら、2〜3に絞り、1つに「おすすめ」と書くのがこのスキルの既定。
5. **次のアクションと決定日を確かめる。** 名前のついたアクションが1つ(「◯日までに署名」「キックオフの日程を決める」)、日付、誰がやるかが必要。価格の有効期限もあって当然。どれかが欠けていれば「必ず直す」。資料の中や電子署名のリンクで署名できないなら、「できれば直す」として足す。Proposify の2026年のデータでは、電子署名の提案は60%早く成約した。
6. **リスクを下げる条件を確かめる。** 顧客のリスクを下げるものを探す。試験導入、段階的な開始、解約条件、保証、導入事例、名前のついた成功指標など。なければ商談の規模に合うものを1つ提案する。売り手が出していない保証を作らない。
7. **社名・氏名と誤字を確かめる。** 顧客の社名と担当者名が出てくる箇所をすべて探す。社名の誤字、テンプレートに残った別の顧客名、役職の誤りは「必ず直す」。ほかの誤字は、価格や名前の中でなければ「できれば直す」。提案書が13ページを超えるなら印をつける。Proposify の2026年のレポートでは、受注した提案は平均11ページ、失注した提案は13ページだった。
8. **採点して仕分ける。** このスキルの既定の基準: 7つの基準をそれぞれ0〜2点(0 なし、1 弱い、2 よい)で採点し、14点満点で合計する。「必ず直す」は、混乱、誤解、恥をまねくもの。「できれば直す」はそれ以外。「できれば直す」は最大5件。

## 出力の形式

```markdown
# 提案書チェック: [顧客名] — [提案書のタイトル]

**点数:** [n]/14 — [送ってよい / 必ず直すを直してから送る / まず書き直す]

| 基準 | 点数(0〜2) | メモ |
|---|---|---|
| 顧客の課題を顧客の言葉で | [0〜2] | [1行] |
| 課題のコスト | [0〜2] | [1行] |
| 範囲と範囲外 | [0〜2] | [1行] |
| 価格のわかりやすさ | [0〜2] | [1行] |
| 次のアクションと決定日 | [0〜2] | [1行] |
| リスクを下げる条件 | [0〜2] | [1行] |
| 社名・氏名と誤字 | [0〜2] | [1行] |

## 必ず直す
1. [場所] — [何が問題か] → [差し替える文]

## できれば直す
- [場所] — [修正]

## 冒頭の書き直し案(任意)
[顧客の言葉で2〜4文]
```

判定のルール(このスキルの既定): 12〜14点は送ってよい。8〜11点は必ず直すを直してから送る。8点未満はまず書き直す。

## 例

**入力:** 株式会社みなとデータから「斉藤運輸株式会社」への提案書「配送レポートの自動化」、2026年11月4日(水)送付(社名は4か所とも「斉藤」。商談メモでは顧客名は「齊藤運輸株式会社」)。冒頭:「みなとデータは2015年創業のデータ活用のリーディングパートナーです……」。メモ: 顧客は「毎週月曜に、運用チームが同じ配送レポートを手で作り直している。だいたい6時間」と話した。効果は「時間を節約」とだけあり、数字はない。料金: 初期費用 ¥600,000(税別)、月額 ¥135,000(税別)、「必要に応じたサポート」。月曜のレポートの話は2ページ目で初めて出てくる。4ページ目に30日前の解約通知で解約できる条項がある。最後は「ご意見をお聞かせください」で終わる。

**出力:**

```markdown
# 提案書チェック: 齊藤運輸株式会社 — 配送レポートの自動化

**点数:** 4/14 — まず書き直す

| 基準 | 点数(0〜2) | メモ |
|---|---|---|
| 顧客の課題を顧客の言葉で | 0 | みなとデータの沿革から始まり、月曜のレポートは2ページ目まで出てこない。 |
| 課題のコスト | 1 | 「時間を節約」とだけある。顧客は数字(週6時間)を言っている。 |
| 範囲と範囲外 | 1 | 「必要に応じたサポート」は終わりがない。範囲外の記載がない。 |
| 価格のわかりやすさ | 1 | 初期費用と月額が別々。初年度の合計も支払条件もない。 |
| 次のアクションと決定日 | 0 | 「ご意見をお聞かせください」で終わる。日付もアクションもない。 |
| リスクを下げる条件 | 1 | 4ページ目に30日前の解約通知で解約できるとあるが、価格の近くにない。 |
| 社名・氏名と誤字 | 0 | 社名が4か所で「斉藤」。メモでは「齊藤」。 |

## 必ず直す
1. 「斉藤運輸株式会社」をすべて → 「齊藤運輸株式会社」(営業担当に確認)。
2. 冒頭 → 下の書き直し案に差し替える。
3. 料金 → 「初年度の合計: ¥2,220,000(税別。初期費用 ¥600,000 + 月額 ¥135,000 × 12か月)。お支払条件:[みなとデータに確認]」を足す。
4. 結び → 「次のステップ: 11月20日(金)までにご署名いただければ、12月7日(月)から自動の配送レポートが動き始めます。」[仮定: 日付は顧客に確認]

## できれば直す
- 範囲: 「必要に応じたサポート」を「メールでのサポート、1営業日以内に返信」に変える[みなとデータに確認]。
- 30日前の解約通知の一文を価格の横に移す。
- 「範囲外: 週次の配送レポート以外のレポート」を足す。

## 冒頭の書き直し案(任意)
毎週月曜、運用チームのみなさまが配送レポートを手で作り直し、週に6時間ほどかかっています。この提案では、そのレポートを毎週月曜に自動でできあがる形に置き換えます。最初の週から、その時間をチームに戻せます。
```

## 送る前のチェック

- [ ] すべての基準に点数と1行の理由がある。
- [ ] 「必ず直す」のすべてに差し替える文がある。指摘だけで終わっていない。
- [ ] 顧客名を、提案書そのものではなく元の情報(メモなど)と照らし合わせた。
- [ ] 書いた合計は、提案書の数字から計算したもの。作った数字はない。
- [ ] 売り手が出していない保証、値引き、条件を足していない。
- [ ] 「できれば直す」は5件以内。

## よくある失敗

- 価格がわかりにくいのに、デザインをほめる。価格と次のアクションがレイアウトより先。
- 「もっと顧客目線に」と書く。顧客目線になる一文そのものを書く。
- 決定日を作る。提案する場合は「[仮定: 顧客に確認]」と印をつける。

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出典

出典は英語のページです。

  1. How to Write a Proposal: The Last Guide You'll Ever Need (2026-11-04に確認)
  2. The State of Proposals 2026 (2026-11-04に確認)