ガイド
ChatGPT のスキルを、Business なし(Plus・Pro)でチームと共有する方法
ChatGPT の「スキル」は Business・Enterprise・Healthcare・Edu だけの機能で、Plus や Pro には共有するスキルそのものがありません。代わりに、指示を 1 つの SKILL.md にまとめ、各自の ChatGPT からカスタム MCP コネクタで読みにいきます。Pro(読み取り)・Business・Enterprise で使え、Plus はカスタムコネクタが使えるプランの場合に限ります。
要点
- Plus:スキルはなく、OpenAI の MCP のヘルプにも Plus の記載はない。同じ文章を各自のプロジェクトに貼るか、カスタムコネクタが使えるプランならつなぐ。
- Pro:スキルはないが、読み取りの権限でカスタム MCP サーバーにつなげる。共有の置き場からスキルを読むには十分。
- Business 以上:共有の機能つきのスキルと、MCP のすべて(Business ではコネクタを作れるのは管理者とオーナーだけ)。
プランごとにできること
| プラン | スキル | カスタム MCP コネクタ |
|---|---|---|
| Plus | なし | OpenAI のヘルプに記載なし |
| Pro | なし | あり(読み取りの権限) |
| Business | あり。人、グループ、リンク、ワークスペースのライブラリで共有 | あり(すべての機能)。作れるのは管理者とオーナー |
| Enterprise・Edu | あり | あり(すべての機能) |
OpenAI のヘルプより(2026 年 11 月 4 日に確認)。ChatGPT Business は 1 人あたり月 $25(年払いなら $20)。
2026 年 12 月 11 日には GPTs が終わり、共有はさらに難しくなります。GPT のリンクをお客さんや生徒に配っていた Plus・Pro の人は、そのリンクを失います。移し方はGPTs の終了ガイドにまとめました。
Plus で自分でやる方法:文章を配る
- 指示を 1 つの SKILL.md に書く。手元の文書からなら SKILL.md 変換ツール、GPT の指示からなら GPT → スキル変換ツールが使えます。
- ファイルを置く。全員が開ける共有ドライブに。
- 各自が貼り付ける。ChatGPT のプロジェクトの指示に。すべてのチャットで使うなら、カスタム指示に。
無料で、どのプランでも使えます。ただ、貼り付けるたびにコピーが増えます。次に直した内容は、もう一度貼り付けた人にしか届きません。
Pro 以上でつなぐ方法:MCP のリンクを 1 つ
カスタム MCP サーバーを足す、OpenAI の今の手順です。先に開発者モードをオンにする必要はありません。
- Plugins を開き、「+」を押す。
- 「Add custom MCP server」を選び、サーバーの URL を貼り付ける。
- 求められたらサインインし、「I understand…」にチェックを入れて、「Create as a plugin」を押す。
画面の表示は英語版のヘルプに合わせています。
この先をスキルの置き場にすれば、ChatGPT もほかの人の AI と同じ場所からチームのスキルを読みます。Business では、コネクタを足すのは管理者かオーナーです。Plus では、カスタムコネクタが出ているプランならこの手順を試せます。OpenAI が Plus を載せるまで、使えるとは約束しません。
AI Skill Pod・無料で始められます
チームのスキルを 1 か所に置き、招待リンクを 1 つ送るだけ。個人のメールアドレスでも参加できます。ChatGPT は Pro・Business・Enterprise からカスタム MCP コネクタか開発者モードでつなぎ、Claude、Claude Code、Codex、Cursor、OpenCode も同じリンクで使えます。3 人までは無料です。
Claude と ChatGPT の両方で使うなら、1 つのスキルをどの AI でも使う方法もどうぞ。
ChatGPT Business のほうが合うとき
全員が社員で、ChatGPT だけで仕事をし、シートの費用を会社で払うつもりがあるなら、Business のスキルが素直です。共有の機能、ワークスペースのライブラリ、管理者向けのスキルごとの利用状況がそろっています。
合わないのは、ワークスペースの外に人がいるときです。OpenAI のフォーラムでは、メンバーでないお客さんや生徒に届ける方法を探す Business のオーナーが何人もいます。置き場への招待なら、個人のメールアドレスで届きます。
よくある質問
GPTs をプラグインに移行したら共有できない。チームに配る方法は?
プラグインとスキルは Business 以上のプランの機能で、ワークスペースの外の人には届きません。GPT の指示を SKILL.md にして共有の置き場に入れ、相手の AI から MCP でつなぐ方法があります。詳しくはGPTs の終了ガイドにまとめました。
ChatGPT と Claude で同じプロンプト・スキルをチームで使い回すには?
どちらも SKILL.md の形式を読みます。1 つのファイルを元にして、両方を同じ MCP サーバーにつなげば、直したときに両方へ同時に届きます。ChatGPT 側は Pro・Business・Enterprise で、Plus はカスタムコネクタが使えるプランの場合に限ります。
ChatGPT Plus でも共有のスキルを使える?
OpenAI の MCP のヘルプには Business、Enterprise/Edu、Pro が書かれていて、Plus の記載はありません。Plus では、カスタムコネクタが使えるプランの場合に限ってつなげます。使えないあいだは、同じ文章をプロジェクトの指示に貼り付けます。
出典
- OpenAI ヘルプ:Skills in ChatGPT — Business・Enterprise・Healthcare・Edu だけ (閲覧 2026-11-04)
- OpenAI ヘルプ:Connecting custom MCP servers in ChatGPT — Business と Enterprise/Edu は MCP のすべて、Pro は読み取りだけ。手順 (閲覧 2026-11-04)
- OpenAI ヘルプ:Custom GPT retirement and migration FAQ — GPTs は 2026 年 12 月 11 日に終了 (閲覧 2026-11-04)
- OpenAI ヘルプ:ChatGPT Business の請求とシート — シートの料金 (閲覧 2026-11-04)