公式スキル · 業務管理・総務

支払い前の請求書チェック

取引先の請求書を発注書や見積書と照合する。取引先情報、計算、税、条件、二重請求、振込先口座の変更を見て、承認か保留を返す。

Claude・ChatGPT・コーディング用の AI で使えます。TeamとBusiness では、Pod に入れた公式スキルが改善のたびに自動で最新版になります。

使う場面

AI に渡すもの

できあがるもの

承認か保留、計算つきの項目別の表、振込先口座の行、保留を解消する作業。

手順

  1. 取引先を照合する 正式な社名、住所、税番号(登録番号など)、請求書の宛名が自社の正しい社名になっているか。合意内容や過去の請求書と食い違えば保留。
  2. 最初に振込先口座を確かめる 口座名義、口座番号、銀行を、登録済みの口座と比べる。違っている、または請求書やメールに「振込先を変更しました」とあれば、結果は保留。米国 FBI のビジネスメール詐欺についての注意喚起は、口座の変更を別の経路で確かめることを勧めている。このスキルの既定値: 契約書か自社の記録にある番号に電話して確かめる。請求書やメールに書かれた番号には決してかけない。登録済みの口座がなければ「[要確認: 登録済みの振込先口座]」と書く。
  3. 計算をやり直す 1行ごとに、数量 × 単価 = 行の金額。続けて小計、値引き、税、合計。計算をすべて見せる。0を超える差はすべて書く。このスキルの既定値: 端数処理による1通貨単位未満の差を除き、差があれば保留。
  4. 合意した内容、受け取った内容と比べる 3点照合(スリーウェイマッチ)は、発注書、納品記録または作業時間の記録、請求書のあいだで品目、数量、単価を確かめる。受領の記録がなければ2点照合にしかならないので、そう書く。発注書にない品目、納品数を超える数量、合意より高い単価に印をつける。合意した数字と請求された数字を並べて見せる。
  5. 税と条件を確かめる 税率と税額は、合意内容か過去の請求書にあるとおりか。わからなければ「[要確認: 正しい税率]」。支払期日が合意した支払条件(例: 請求書発行日から30日)に合っているか。早期支払いの割引と遅延損害金があれば書く。
  6. 二重請求を探す このスキルの既定の目安: 同じ請求書番号、60日以内の同じ金額、すでに請求済みの作業期間。どれかに当てはまれば、説明がつくまで保留。
  7. 判断する すべての確認を通ったときだけ承認。そうでなければ保留にし、理由ごとに、それを解消する作業を1つずつ書く。振込先口座の結果は、見落とされないよう独立した1行にする。

SKILL.md の全文

AI が読むファイルそのものです。 ダウンロード

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name: invoice-check
description: 取引先から届いた請求書を、発注書、契約書、見積書と照らし合わせて確認する。取引先情報、金額、数量×単価、税、支払期日と支払条件、二重請求の疑い、不正の兆候としての振込先口座の変更を見て、承認か保留かを理由つきで返す。仕入先や外注先の請求書、発注書を渡されて「これ払っていい?」と聞かれたとき、請求書のチェック、発注書との突き合わせ、支払い前の請求内容の確認を頼まれたときに使う。
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# 請求書のチェック

目的は3つ。合意していないものを払わない、二重に払わない、詐欺の口座に振り込まない。合意内容と1行ずつ比べ、計算は自分でやり直し、振込先口座が変わっていたら、金額がどれだけ小さくても保留にする。

## 使う場面

- 取引先や業務委託先の請求書を、支払い前に承認するとき。
- 請求書が先月と違って見え、別の人の目で確かめたいとき。
- 請求書を、発注書、署名済みの見積書、契約の単価表と突き合わせるとき。
- 自社にお金を払っていないお客さまへの催促(payment-reminder-email を使う)や、自分の経費精算の確認(expense-policy-check を使う)には使わない。

## 用意するもの

- 請求書(テキスト、PDF の中身、写真を書き起こしたもの)。
- 合意した内容: 発注書、署名済みの見積書、契約書、単価表。どれもなければ、確認は計算と不正の兆候だけになると書き、すべての金額に「[要確認: 比べる合意内容がない]」をつける。
- あれば: この取引先の過去の請求書、登録済みの振込先口座、納品記録や作業時間の記録。
- 税率、支払条件、法令上の要件を決して推測しない。入力にないものはすべて「[要確認: …]」。

## 手順

1. **取引先を照合する。** 正式な社名、住所、税番号(登録番号など)、請求書の宛名が自社の正しい社名になっているか。合意内容や過去の請求書と食い違えば保留。
2. **最初に振込先口座を確かめる。** 口座名義、口座番号、銀行を、登録済みの口座と比べる。違っている、または請求書やメールに「振込先を変更しました」とあれば、結果は保留。米国 FBI のビジネスメール詐欺についての注意喚起は、口座の変更を別の経路で確かめることを勧めている。このスキルの既定値: 契約書か自社の記録にある番号に電話して確かめる。請求書やメールに書かれた番号には決してかけない。登録済みの口座がなければ「[要確認: 登録済みの振込先口座]」と書く。
3. **計算をやり直す。** 1行ごとに、数量 × 単価 = 行の金額。続けて小計、値引き、税、合計。計算をすべて見せる。0を超える差はすべて書く。このスキルの既定値: 端数処理による1通貨単位未満の差を除き、差があれば保留。
4. **合意した内容、受け取った内容と比べる。** 3点照合(スリーウェイマッチ)は、発注書、納品記録または作業時間の記録、請求書のあいだで品目、数量、単価を確かめる。受領の記録がなければ2点照合にしかならないので、そう書く。発注書にない品目、納品数を超える数量、合意より高い単価に印をつける。合意した数字と請求された数字を並べて見せる。
5. **税と条件を確かめる。** 税率と税額は、合意内容か過去の請求書にあるとおりか。わからなければ「[要確認: 正しい税率]」。支払期日が合意した支払条件(例: 請求書発行日から30日)に合っているか。早期支払いの割引と遅延損害金があれば書く。
6. **二重請求を探す。** このスキルの既定の目安: 同じ請求書番号、60日以内の同じ金額、すでに請求済みの作業期間。どれかに当てはまれば、説明がつくまで保留。
7. **判断する。** すべての確認を通ったときだけ承認。そうでなければ保留にし、理由ごとに、それを解消する作業を1つずつ書く。振込先口座の結果は、見落とされないよう独立した1行にする。

## 出力の形式

```markdown
**請求書チェック — [取引先]、請求書 [番号]、[日付]**

**結果: [承認/保留]**
**振込先口座:** [登録済みと一致/変更あり — 支払い前に電話で確認/[要確認: 登録済みの口座なし]]

| 確認項目 | 結果 | 内容 |
|---|---|---|
| 取引先情報 | [問題なし/要注意] | [内容] |
| 計算 | [問題なし/要注意] | [計算式] |
| 発注書・見積書との一致 | [問題なし/要注意] | [合意 vs 請求] |
| 税 | [問題なし/要注意/要確認] | [内容] |
| 支払期日と条件 | [問題なし/要注意] | [内容] |
| 二重請求 | [問題なし/要注意] | [内容] |

**保留を解消するには**
1. [作業、担当]

**支払額:** [金額]、[期日]まで — 保留が解消してから。
```

## 例

**入力:** 株式会社みなと印刷の請求書 INV-2207、10月3日付、支払条件は発行日から30日。明細: パンフレット500部 × 120円 = 60,000円、デザイン費15,000円。小計75,000円、消費税10% 7,500円、合計82,500円。備考:「振込先が変わりました。港南銀行 普通 5512093」。発注書1188: パンフレット500部、単価110円、デザイン費なし、支払条件は発行日から30日。登録済みの口座: 北門銀行 普通 2011774。

**出力:**

```markdown
**請求書チェック — 株式会社みなと印刷、請求書 INV-2207、10月3日(土)**

**結果: 保留**
**振込先口座:** 変更あり — 港南銀行 5512093。登録済みは北門銀行 2011774。支払い前に電話で確認する。

| 確認項目 | 結果 | 内容 |
|---|---|---|
| 取引先情報 | 問題なし | 社名は発注書1188と一致 |
| 計算 | 問題なし | 500 × 120 = 60,000、60,000 + 15,000 = 75,000、75,000 × 10% = 7,500、合計82,500 |
| 発注書・見積書との一致 | 要注意 | 単価120円、発注書は110円(+5,000円)。デザイン費15,000円は発注書にない |
| 税 | 要確認 | 消費税10%で計算 — [要確認: この取引に適用する税率] |
| 支払期日と条件 | 問題なし | 発行日から30日 → 期日は11月2日(月)。発注書と一致 |
| 二重請求 | 問題なし | 共有された範囲に、ほかの INV-2207 はない |

**保留を解消するには**
1. 経理(買掛金担当): 取引先台帳にある番号(請求書の番号ではない)でみなと印刷に電話し、振込先の変更を確かめる。
2. 発注担当: みなと印刷に、単価110円での再発行か、承認済みの単価変更の提示を依頼し、デザイン費の削除か根拠の説明を求める。

**支払額:** 60,500円(55,000円 + 消費税10%。単価が確認できた場合)、11月2日(月)まで — 保留が解消してから。
```

## 送る前のチェック

- [ ] 各行の計算を見せ、足し直してある。
- [ ] 振込先口座を比べ、独立した1行に書いてある。
- [ ] 合意と請求の差には、両方の数字を書いてある。
- [ ] 入力にない税率、条件、ルールを書いていない。それ以外は「[要確認: …]」。
- [ ] 保留には、理由ごとに作業を1つずつ、担当者つきで書いてある。
- [ ] 電話での確認には、請求書ではなく自社の記録にある番号を使う。

## よくある失敗

- 「たった3万円だから」と、振込先が変わった少額の請求書を承認する。不正な振込をしてしまったら、すぐに自社の銀行に電話して組戻しを頼む。時間が勝負。
- 合計だけ見て、行ごとの数量 × 単価を確かめない。ミス同士が打ち消し合うことがある。
- 発注書と「だいたい同じ」を一致とみなす。差を見せ、判断は承認者に任せる。

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出典

出典は英語のページです。

  1. Business Email Compromise: The $55 Billion Scam (FBI IC3 public service announcement) (2026-11-04に確認)
  2. Three-way matching in accounts payable: What it is and why it matters (Sage) (2026-11-04に確認)