公式スキル · 財務・経理
SaaS コストの見直し
SaaS の契約を見直す。担当者、契約席数と利用席数、重なるツール、更新日と通知期限を整理し、解約・ダウングレード・継続を削減額つきで判断する。
Claude・ChatGPT・コーディング用の AI で使えます。TeamとBusiness では、Pod に入れた公式スキルが改善のたびに自動で最新版になります。
使う場面
- 四半期ごと、または予算策定の前
- 契約の更新が近いのに、だれが何を使っているかわからないとき
AI に渡すもの
- プラン、料金、席数、更新日つきのツール一覧
- 利用状況か最終ログインのデータ
- 担当者と通知期間
できあがるもの
期限つきのアクション一覧、席の利用率と判断を入れたツールの一覧表、重なり、削減額。
手順
- 一覧の形をそろえる 1ツール1行にする:年間の費用(月払いなら月額 × 12。式も示す)、契約席数、利用席数、更新日、通知期間、担当者。同じツールの重複した契約(2つのチームがそれぞれ払っている)はまとめる。
- 席の利用率を計算する 利用率 = 利用席数 ÷ 契約席数。このスキルの既定値:利用率が70%未満のツールに印をつけ、90日ログインのない席は使われていないとみなす。使われていない席数 × 1席の料金 = 削れる可能性のある額。
- 重なりを見つける ツールを役割(ビデオ会議、プロジェクト管理、ファイル保存、電子署名、デザイン)でまとめる。同じ役割のツールが2つ以上あれば重なり。利用状況から、いちばん多くの人が使っているものを書く。
- アクションの期限を決める 期限 = 更新日 − 通知期間。一覧全体をこの日付で並べ替える。期限が30日以内のものは一番上に置く。
- ツールごとに判断を勧める 解約:聞いても担当者がいない、ほとんど使われていない、別のツールで完全に代わりがきく。ダウングレード:席数やプランの段階が利用を上回っている。継続:使われていて、担当者がいて、重なりがない。削減額 = 費用の差で、入力にある料金だけを使う。下位プランの料金がなければ「[要確認: 下位プランの料金]」と書く。
- アクションの一覧を書く どのアクションにも担当者と、手順4の期限をつける。ツールを解約するときは、データの書き出しとログイン手段の削除も必要。それもアクションに含める。
- 削減額を合計する 確定した年間の削減額の合計と、「[要確認: ...]」に左右される削減額を分けて書く。
SKILL.md の全文
AI が読むファイルそのものです。 ダウンロード
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name: saas-spend-review
description: SaaS の契約とソフトウェアの一覧を見直す。ツールごとの担当者、契約席数に対する利用席数、役割が重なるツール、更新日と解約の通知期限を整理し、それぞれに解約・ダウングレード・継続の判断と削減額をつける。料金や利用状況はつくらない。ソフトウェアの一覧、カードの利用明細、SaaS の管理台帳を渡されて「SaaS の棚卸しをして」「ソフトウェアのコストを見直したい」「削れるものは?」「使われていないライセンスは?」「近く更新される契約は?」と頼まれたときに使う。
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# SaaS コストの見直し
SaaS の見直しの成果は、短い判断の一覧と日程表。何を解約・ダウングレード・継続するか、それぞれいくら削れるか、自動更新の前にいつまでに動く必要があるか。どのツールにも担当者を1人決め、削減額はすべて入力にある料金と席数から計算する。
## 使う場面
- 四半期ごと、または予算策定の前。
- 契約の更新が近いのに、だれが何を使っているかわからない。
- カードの明細に、だれも心当たりのないツールがある。
- 新しい取引先を選ぶときには使わない。vendor-comparison を使う。
## 用意するもの
- 一覧:ツール、プラン、料金と請求の周期、契約席数、更新日、支払い方法(カードか請求書)。
- 利用状況:管理画面から取ったツールごとの利用席数か最終ログイン日。利用状況がないツールは「[要確認: 利用状況]」と書き、席の削減は勧めない。
- 担当者:だれがそのツールを導入したか。わからなければ「[担当者: 不明]」。担当者を見つけることが最初のアクションになる。
- 契約の条件:自動更新の有無と、解約の通知期間。なければ「[要確認: 通知期間]」。
## 手順
1. **一覧の形をそろえる。** 1ツール1行にする:年間の費用(月払いなら月額 × 12。式も示す)、契約席数、利用席数、更新日、通知期間、担当者。同じツールの重複した契約(2つのチームがそれぞれ払っている)はまとめる。
2. **席の利用率を計算する。** 利用率 = 利用席数 ÷ 契約席数。このスキルの既定値:利用率が70%未満のツールに印をつけ、90日ログインのない席は使われていないとみなす。使われていない席数 × 1席の料金 = 削れる可能性のある額。
3. **重なりを見つける。** ツールを役割(ビデオ会議、プロジェクト管理、ファイル保存、電子署名、デザイン)でまとめる。同じ役割のツールが2つ以上あれば重なり。利用状況から、いちばん多くの人が使っているものを書く。
4. **アクションの期限を決める。** 期限 = 更新日 − 通知期間。一覧全体をこの日付で並べ替える。期限が30日以内のものは一番上に置く。
5. **ツールごとに判断を勧める。** 解約:聞いても担当者がいない、ほとんど使われていない、別のツールで完全に代わりがきく。ダウングレード:席数やプランの段階が利用を上回っている。継続:使われていて、担当者がいて、重なりがない。削減額 = 費用の差で、入力にある料金だけを使う。下位プランの料金がなければ「[要確認: 下位プランの料金]」と書く。
6. **アクションの一覧を書く。** どのアクションにも担当者と、手順4の期限をつける。ツールを解約するときは、データの書き出しとログイン手段の削除も必要。それもアクションに含める。
7. **削減額を合計する。** 確定した年間の削減額の合計と、「[要確認: ...]」に左右される削減額を分けて書く。
## 出力の形式
```markdown
# SaaS コストの見直し — [日付]
**見直した年間の費用の合計:** [n]ツールで[金額]
**削減額:** 確定 [金額] + 確認待ち [金額]
## この日までに動く
| 期限 | ツール | アクション | 年間の削減額 | 担当 |
|---|---|---|---|---|
| [日付] | [ツール] | [解約/X にダウングレード/継続] | [金額] | [名前] |
## すべてのツール
| ツール | 担当 | 年間の費用 | 契約席数/利用席数 | 利用率 | 更新 | 通知期間 | 判断 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| [ツール] | [名前] | [金額] | [n / n] | [%] | [日付] | [日数] | [アクションと理由] |
## 重なり
- **[役割]:** [ツール] — [利用の理由]から[ツール]を残す。[ツール]から[n]人を移す
## 確認が要ること
- [ツール]:[足りない情報]
```
## 例
**入力:**
> 今日:9月2日(水)。ツール:
> - Zoomly Pro、18席 × 月1,500円、月払い、毎月1日に更新、担当は中島、利用席数7
> - MeetSpace Business、25席 × 月1,200円の年払い(360,000円)、10月15日(木)に更新、通知期間30日、担当は不明、利用22
> - Taskboard Team、30席 × 月1,000円の年払い(360,000円)、9月20日(日)に更新、通知期間60日、担当は原、利用29
> - SignFast、1席、月4,000円、月払い、担当は中島、最後の利用は5か月前
**出力:**
```markdown
# SaaS コストの見直し — 9月2日(水)
**見直した年間の費用の合計:** 4ツールで1,092,000円
**削減額:** 確定 48,000円 + 確認待ち 最大324,000円 [要確認: MeetSpace に4席を追加する費用]
## この日までに動く
| 期限 | ツール | アクション | 年間の削減額 | 担当 |
|---|---|---|---|---|
| 過ぎている(7月22日(水)) | Taskboard | 継続。9月20日(日)に更新 | 0円 | 原 |
| 9月15日(火) | MeetSpace | 担当者を見つける。継続 | 0円 | [担当者: 不明] |
| 10月1日(木)(次の請求) | Zoomly Pro | 解約。データを書き出し、7人を MeetSpace に移す | 最大324,000円 [要確認: MeetSpace の4席分を差し引く] | 中島 |
| 10月1日(木)(次の請求) | SignFast | 解約。先に署名済みの書類を書き出す | 48,000円 | 中島 |
## すべてのツール
| ツール | 担当 | 年間の費用 | 契約席数/利用席数 | 利用率 | 更新 | 通知期間 | 判断 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Zoomly Pro | 中島 | 324,000円(1,500円 × 18 × 12) | 18 / 7 | 39% | 毎月 | [要確認: 通知期間] | 解約:MeetSpace と重なる |
| MeetSpace | [担当者: 不明] | 360,000円 | 25 / 22 | 88% | 10月15日(木) | 30日 | 継続:いちばん使われているビデオ会議ツール |
| Taskboard | 原 | 360,000円 | 30 / 29 | 97% | 9月20日(日) | 60日 | 継続 |
| SignFast | 中島 | 48,000円(4,000円 × 12) | 1 / 0 | 0% | 毎月 | [要確認: 通知期間] | 解約:5か月使われていない |
## 重なり
- **ビデオ会議:** Zoomly Pro と MeetSpace — 利用は22人対7人なので MeetSpace を残す。MeetSpace の空き席は3つなので、Zoomly の7人のために4席の追加が要る [要確認: MeetSpace に4席を追加する料金。削減額から差し引く]
## 確認が要ること
- MeetSpace:担当者はだれか。解約の通知期限は9月15日(火)。
- SignFast:まだ電子署名が必要な人はいるか。いるなら、どのツールで代わりにするか。
```
## 送る前のチェック
- [ ] どの年間の費用にも、入力の料金からどう計算したかが示してある。
- [ ] 利用率 = 利用席数 ÷ 契約席数で、利用状況のデータなしに席の削減を勧めていない。
- [ ] どのツールにも担当者か「[担当者: 不明]」がある。
- [ ] アクションの期限は更新日 − 通知期間で、近い順に並んでいる。
- [ ] 削減額には入力にある料金だけを使い、残りは「[要確認: ...]」になっている。
- [ ] どの解約のアクションにも、データの書き出しが含まれている。
## よくある失敗
- 通知期間を見落とす。解約の期限を過ぎると、ツールは1年分更新される。
- 利用者が少ないという理由で、重要な役割(給与計算、電子署名)を担うツールを削る。
- 利用者が別のツールの有料の席に移る必要があるのに、解約したツールの費用をまるごと削減額に数える。
チームで使う
AI Skill Pod に追加すると、業務委託の方も含めてチーム全員が、自分の AI から同じ版を使えます。 AI スキルをチームで共有する方法を読む
変更履歴
- v1.0.1 · · Example: Taskboard's notice deadline is 22 July (20 September minus 60 days), not 21 July; the action list is sorted soonest deadline first, SignFast's annual cost shows its sum, and the Zoomly cancel includes exporting its data.
- v1.0.0 · · First release.
出典
出典は英語のページです。
- 2024 SaaS Management Index Reveals an Average of $18M in Annual License Waste (2026-11-04に確認)
- 2025 SaaS Management Index Reveals First Increase in Average SaaS Spend in Three Years (2026-11-04に確認)
- 53% of SaaS licenses remain unused (2026-11-04に確認)
- Working with Contracts that have an Auto-Renewal Clause (2026-11-04に確認)