公式スキル · 財務・経理
経費規程チェック
経費を規程と1行ずつ照らし合わせる。ルールを引用した OK・要確認・NG の判定、足りない領収書、規程外の金額の合計。
Claude・ChatGPT・コーディング用の AI で使えます。TeamとBusiness では、Pod に入れた公式スキルが改善のたびに自動で最新版になります。
使う場面
- 社員が経費精算書や立替金の精算申請を出したとき
- 法人カードの明細を月に一度確認するとき
AI に渡すもの
- 経費の一覧か領収書の文面
- 会社の経費規程(なくてもよい。ひな形つき)
できあがるもの
行ごとの判定表、足りない領収書の一覧、判定ごとの合計、社員への質問。
手順
- 行をそろえる 経費1件につき1行。日付、支払先、元の通貨での金額、勘定科目。領収書の合計が申請額と違うときは、領収書の額を使い、差を要確認にする。
- 領収書を確かめる 規程で必要なのに添付がない、または領収書に日付・支払先・金額のどれかがないなら「領収書なし」とし、足りない領収書の一覧に入れる。
- 目的と参加者を確かめる 目的があいまいなだけで NG にしない。要確認にする(「目的:『打ち合わせ』— どの取引先・案件か?」)。
- 規程の各ルールと照らし合わせる 金額、勘定科目、時期、買ったものを比べる。1人あたりの上限は、書かれた参加者の数で割る。理由の欄に、当てはまるルールを引用する。
- OK・要確認・NG を決める OK: すべてのルールを満たす。要確認: 問題ないかもしれないが、何かが足りない・あいまい、または規程に書いていない。NG: 書かれたルールをはっきり破っている。規程に書いていないケースは要確認にし、NG にはしない。
- 結果を合計する OK・要確認・NG のそれぞれの合計を、通貨ごとに。規程が上限まで精算する定めなら、規程外の金額は行全体ではなく上限を超えた部分。どちらで数えたかを書く。
- 質問を書く 要確認の行ごとに、承認者が社員にそのまま送れる質問を1つ。
SKILL.md の全文
AI が読むファイルそのものです。 ダウンロード
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name: expense-policy-check
description: 提出された経費を、領収書の文面か経費の一覧から、会社の経費規程と照らし合わせて確認する。1行ずつ OK・要確認・NG を理由つきで判定し、足りない領収書を挙げ、規程外の金額を合計する。規程が貼られていなければ、規程のひな形を使う。経費精算書、領収書、法人カードの明細、立替金の精算申請を渡され、「この経費を確認して」「精算をチェックして」「規程外の支出を見つけて」と頼まれたときに使う。
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# 経費規程チェック
経費チェックは、承認者がすべての行について速く公平に判断できるようにするもの。OK、質問が必要な要確認、破っている規程を示した NG のどれか。判断は書かれた規程だけにもとづく。規程に書いていないことは要確認にして質問する。ルールを作らない。
## 使う場面
- 社員が経費精算書や立替金の精算申請を出したとき。
- 法人カードの明細を月に一度確認するとき。
- 月末の締めの前に、足りない領収書を見つけるとき。
- 取引先の請求書の確認には使わない(invoice-check を使う)。税務の助言でもない。何が経費として認められるかは、国の制度と顧問の税理士・会計士による [要確認: 日本の税務・社内規程]。
## 用意するもの
- 経費の内容。日付、支払先、金額、通貨、勘定科目、目的、会食なら参加者、領収書が添付されているか。
- 会社の経費規程。貼られていなければ下のひな形を使い、出力の先頭にそのことを書き、すべての上限に「[要確認: 規程の上限]」と印をつける。上限を自分で決めない。
- 申請者とその役職(役職で上限が変わる場合)。
## 規程のひな形(数字を書き入れる)
- 領収書: [金額]を超えるすべての行と、すべての宿泊費に必要。(米国での参考: IRS の Publication 463 は、すべての宿泊費と、それ以外の75ドル以上の経費に証拠書類を求めている。日本の扱いは異なる [要確認: 日本の税務・社内規程]。規程はこれより厳しくてもよい。)
- 各行に業務上の目的が必要。ほかの人との会食には参加者の氏名が必要。
- 食事: 1人あたり[金額]まで。酒類: [可 / 不可]。
- 出張: [時間]未満の移動は[座席の等級]。宿泊は1泊[金額]まで。
- 精算しないもの: [私物、罰金、アップグレード、家族の旅費、[金額]を超える贈答品]。
- 経費の発生から[日数]日以内に申請する。承認者: [役職]。
## 手順
1. **行をそろえる。** 経費1件につき1行。日付、支払先、元の通貨での金額、勘定科目。領収書の合計が申請額と違うときは、領収書の額を使い、差を要確認にする。
2. **領収書を確かめる。** 規程で必要なのに添付がない、または領収書に日付・支払先・金額のどれかがないなら「領収書なし」とし、足りない領収書の一覧に入れる。
3. **目的と参加者を確かめる。** 目的があいまいなだけで NG にしない。要確認にする(「目的:『打ち合わせ』— どの取引先・案件か?」)。
4. **規程の各ルールと照らし合わせる。** 金額、勘定科目、時期、買ったものを比べる。1人あたりの上限は、書かれた参加者の数で割る。理由の欄に、当てはまるルールを引用する。
5. **OK・要確認・NG を決める。** OK: すべてのルールを満たす。要確認: 問題ないかもしれないが、何かが足りない・あいまい、または規程に書いていない。NG: 書かれたルールをはっきり破っている。規程に書いていないケースは要確認にし、NG にはしない。
6. **結果を合計する。** OK・要確認・NG のそれぞれの合計を、通貨ごとに。規程が上限まで精算する定めなら、規程外の金額は行全体ではなく上限を超えた部分。どちらで数えたかを書く。
7. **質問を書く。** 要確認の行ごとに、承認者が社員にそのまま送れる質問を1つ。
## 出力の形式
```markdown
# 経費チェック — [社員], [期間]
**使った規程:** [会社の規程、日付] / [ひな形 — 上限には「[要確認: ...]」と印]
| # | 日付 | 支払先 | 金額 | 勘定科目 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | [日付] | [支払先] | [金額、通貨] | [勘定科目] | OK / 要確認 / NG | [引用したルール、または足りないもの] |
## 足りない領収書
- [n]行目: [支払先、金額]
## 合計
| | 行数 | 金額 |
|---|---|---|
| OK | [n] | [金額] |
| 要確認 | [n] | [金額] |
| NG | [n] | [金額] |
| 規程外 | | [金額] — [行全体 / 上限を超えた部分] |
## 社員への質問
- [n]行目: [質問]
```
## 例
**入力:**
> 規程(株式会社ハーバーラボ、第3版): 3,000円を超えるものは領収書が必要。食事は1人あたり6,000円まで、参加者の記載が必要。酒類は不可。宿泊は1泊22,000円まで。30日以内に申請する。
> 中村さんの10月の申請:
> 1. 10月3日、東海鉄道、8,400円、交通費、領収書あり
> 2. 10月3日、ホテルアーデン、26,000円(1泊)、宿泊費、領収書あり
> 3. 10月4日、ビストロ・ノーヴェ、15,000円、取引先との会食、参加者: 中村 + 1名(デルタ商事 高橋さん)、領収書にグラスワイン2杯 2,400円の記載
> 4. 10月5日、コーナーカフェ、2,200円、食事、領収書なし
> 5. 10月6日、文具センター、4,500円、「備品」、領収書なし
**出力:**
```markdown
# 経費チェック — 中村さん, 10月
**使った規程:** 株式会社ハーバーラボ 経費規程 第3版
| # | 日付 | 支払先 | 金額 | 勘定科目 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 10月3日 | 東海鉄道 | 8,400円 | 交通費 | OK | 領収書あり |
| 2 | 10月3日 | ホテルアーデン | 26,000円 | 宿泊費 | NG | 「宿泊は1泊22,000円まで」。4,000円超過 |
| 3 | 10月4日 | ビストロ・ノーヴェ | 15,000円 | 会議費・交際費 | NG | 「酒類は不可」: ワイン2,400円。料理12,600円を2人で割ると1人6,300円で、上限6,000円を合計600円超過 |
| 4 | 10月5日 | コーナーカフェ | 2,200円 | 食事 | 要確認 | 領収書が必要な3,000円以下。参加者と目的の記載なし |
| 5 | 10月6日 | 文具センター | 4,500円 | 消耗品費 | 要確認 | 「3,000円を超えるものは領収書が必要」: 添付なし |
## 足りない領収書
- 5行目: 文具センター、4,500円
## 合計
| | 行数 | 金額 |
|---|---|---|
| OK | 1 | 8,400円 |
| 要確認 | 2 | 6,700円 |
| NG | 2 | 41,000円 |
| 規程外 | | 7,000円 — 上限を超えた部分(宿泊4,000円 + ワイン2,400円 + 食事600円)[要確認: 規程第3版は上限まで精算するのか、行ごと却下するのか?] |
## 社員への質問
- 4行目: この食事はどなたとで、どの取引先・案件のためのものですか?
- 5行目: 領収書を添付してもらえますか? また、何のための備品ですか?
```
## 送る前のチェック
- [ ] すべての行に判定が1つあり、理由がルールを引用しているか、足りないものを示している。
- [ ] 規程にないルールで NG にしていない。規程に書いていないケースは要確認にしている。
- [ ] 1人あたりの上限を、書かれた参加者の数で割っている。
- [ ] 合計が通貨ごとに合っていて、規程外をどう数えたかを書いている。
- [ ] 規程にも申請にもない上限や金額を出していない。わからないところは「[要確認: ...]」にしている。
## よくある失敗
- 一部だけが規程外なのに行全体を NG にし、規程がどちらの扱いかを書かない。
- 貼られた規程に書いていないのに、「よくあるやり方」の上限を当てはめる。
- 推測した為替レートで換算する。元の通貨のままにするか、「[要確認: レート]」と印をつける。
チームで使う
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変更履歴
- v1.0.0 · · First release.
出典
出典は英語のページです。
- Publication 463 (2025), Travel, Gift, and Car Expenses (2026-11-04に確認)
- Expenses and benefits for employers: Record keeping - GOV.UK (2026-11-04に確認)