公式スキル · 営業

競合バトルカード

競合1社に対する1ページのバトルカードを作る。勝つ場面と負ける場面、競合の強み、地雷質問、言ってはいけないこと、正直な比較表をまとめる。

Claude・ChatGPT・コーディング用の AI で使えます。TeamとBusiness では、Pod に入れた公式スキルが改善のたびに自動で最新版になります。

使う場面

AI に渡すもの

できあがるもの

出どころつきの主張、地雷質問、正直な比較表、確かめるべき主張の一覧をまとめた1ページのバトルカード。

手順

  1. すべての主張に出どころを付ける 競合についての事実ごとに、[サイト]、[料金ページ]、[レビュー]、[勝敗分析]、[未検証]のどれかを付ける。営業が又聞きした話は[未検証]。情報を確かめた日付も書く。
  2. 「勝つ場面」は機能ではなく商談から書く 3項目まで。それぞれ買い手の状況として書く:「今週中に使い始めたい、50人未満のチーム」。まず勝敗分析メモを使い、機能の主張はメモがないときだけ使う。
  3. 「負ける場面」も同じく率直に書く 3項目まで。ある層で競合のほうが本当に優れているなら、そう書き、早めに見切るよう営業に伝える。
  4. 競合の強みを書く 上位3つの強みと、それぞれへの営業の答え方。ここを省くと、買い手に言われたときに営業が答えられない。
  5. 地雷質問を2〜3つ書く Crayon は地雷を、競合の弱みを浮かび上がらせる効き目の大きい2〜3の質問と定義している。営業は早い段階でひとつを投げ、買い手が自分にとって大事な弱みに自分で気づくようにする:「部長が不在のとき、承認はどう回しますか?」。攻撃ではなく質問にし、(このスキルの既定では)競合の名前は出さない。それぞれ、出どころのある実際の弱みに結びつける。
  6. 言ってはいけないことを並べる 誤り、古い情報、競合が簡単に反論できる主張。「モバイルアプリがない、とは言わない。3月に出している[更新履歴]」。
  7. 正直な比較表を作る 「優位」の行はすべて証明できること。証明できない項目は未検証の一覧へ回す。買い手が気にする項目を5〜8行。自社から見た「優位」「同等」「劣位」と、1行の根拠を書く。事実なら、少なくとも1行は「劣位」にする。劣位がひとつもないカードは信用されない。
  8. 言われそうな反論を3つ加え、短くまとめる 自社についての反論それぞれに、受け止める・確かめる・答える(このスキルの既定の型)の形で、100字以内の答えを書く。商談で使えないものは削る。1ページを超えたら、まず比較表を5行に減らす。

SKILL.md の全文

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name: competitor-battlecard
description: 公開情報と自社の勝敗分析メモから、競合1社に対する1ページの営業用バトルカードを作る。勝つ場面、負ける場面、競合の強み、仕込んでおく地雷質問、言ってはいけない主張、正直な比較表をまとめ、裏の取れていない主張には印を付ける。営業やマーケターがバトルカード、競合対策カード、「X社にどう勝つか」、営業向けの競合比較、特定の競合に対するトークスクリプトを求めたときに使う。
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# 競合バトルカード

バトルカードは、営業が商談の5分前にさっと見るものだ。短く(このスキルの既定値: 1ページ)、競合のほうが強い点も書き、営業には主張ではなく投げかける質問を渡す。誤った情報がひとつ混じるだけで、営業はカードを信用しなくなる。

## 使う場面

- 特定の競合が、進行中の商談2件以上に出てきたとき。
- 営業キックオフの前や、新しい営業担当のオンボーディングの前。
- いまのカードが作ってから6か月(このスキルの既定値)を過ぎたとき、または競合が料金を変えたり新しいものを出したりしたとき。
- 市場全体でのポジショニングには使わない。positioning-statement を使う。公開する比較ページにも使わない。そこでの主張には marketing-claims-check が必要。

## 用意するもの

- 競合の名前と URL。
- 公開情報: サイト、料金ページ、ドキュメント、更新履歴、レビューサイト、求人。ブラウズできなければ、ユーザーに貼ってもらう。
- その競合に対する自社の勝敗分析メモ。なければ、「勝つ場面・負ける場面」は仮説だと書き、「[未検証]」と付ける。
- 自社製品の強みと弱みを正直に。書かれていなければ一度だけ聞く。

## 手順

1. **すべての主張に出どころを付ける。** 競合についての事実ごとに、[サイト]、[料金ページ]、[レビュー]、[勝敗分析]、[未検証]のどれかを付ける。営業が又聞きした話は[未検証]。情報を確かめた日付も書く。
2. **「勝つ場面」は機能ではなく商談から書く。** 3項目まで。それぞれ買い手の状況として書く:「今週中に使い始めたい、50人未満のチーム」。まず勝敗分析メモを使い、機能の主張はメモがないときだけ使う。
3. **「負ける場面」も同じく率直に書く。** 3項目まで。ある層で競合のほうが本当に優れているなら、そう書き、早めに見切るよう営業に伝える。
4. **競合の強みを書く。** 上位3つの強みと、それぞれへの営業の答え方。ここを省くと、買い手に言われたときに営業が答えられない。
5. **地雷質問を2〜3つ書く。** Crayon は地雷を、競合の弱みを浮かび上がらせる効き目の大きい2〜3の質問と定義している。営業は早い段階でひとつを投げ、買い手が自分にとって大事な弱みに自分で気づくようにする:「部長が不在のとき、承認はどう回しますか?」。攻撃ではなく質問にし、(このスキルの既定では)競合の名前は出さない。それぞれ、出どころのある実際の弱みに結びつける。
6. **言ってはいけないことを並べる。** 誤り、古い情報、競合が簡単に反論できる主張。「モバイルアプリがない、とは言わない。3月に出している[更新履歴]」。
7. **正直な比較表を作る。** 「優位」の行はすべて証明できること。証明できない項目は未検証の一覧へ回す。買い手が気にする項目を5〜8行。自社から見た「優位」「同等」「劣位」と、1行の根拠を書く。事実なら、少なくとも1行は「劣位」にする。劣位がひとつもないカードは信用されない。
8. **言われそうな反論を3つ加え、短くまとめる。** 自社についての反論それぞれに、受け止める・確かめる・答える(このスキルの既定の型)の形で、100字以内の答えを書く。商談で使えないものは削る。1ページを超えたら、まず比較表を5行に減らす。

## 出力の形式

```markdown
# バトルカード: [自社] 対 [競合]
確認日: [日付] · 出どころ: [一覧]

**ひとことで:** [競合はどんな会社で、誰に向いているか]

## 勝つ場面
- [買い手の状況] [出どころ]

## 負ける場面
- [買い手の状況] [出どころ] — [見切る、またはどう戦うか]

## 競合の強みと答え方
- [強み] [出どころ] — [答え方]

## 仕込む地雷質問
- 「[質問]」 — [弱み]が浮かぶ [出どころ]

## 言ってはいけないこと
- [避ける主張] — [理由] [出どころ]

## 正直な比較
| 買い手が気にすること | 自社から見て | 根拠 |
|---|---|---|
| [基準] | [優位 / 同等 / 劣位] | [1行] [出どころ] |

## 競合が自社について言いそうなこと
- **「[反論]」** — [答え。100字以内]

## 確かめるべき未検証の主張
- [主張] — [確かめ方]
```

## 例

**入力:** 自社: ケイヒ楽(小さなチーム向けの経費承認ツール)。競合: ケイリス。競合のサイト:「大企業水準のポリシーエンジン」、料金は1ユーザー1,200円から、最低25ユーザー。競合の更新履歴: 3月にモバイルアプリを公開(自社にもある)。自社の勝敗分析: 30人未満の商談で4件中3件受注(「その日のうちに使い始められた」)。150人超の商談2件を、複数法人への対応で失注。営業が、ケイリスはサポートが遅いと聞いた。

**出力:**

```markdown
# バトルカード: ケイヒ楽 対 ケイリス
確認日: 11月4日(水) · 出どころ: ケイリスのサイト、料金ページ、更新履歴、自社の第3四半期の勝敗分析メモ

**ひとことで:** ケイリスは、複数法人を抱える経理部門向けの、ポリシー設定が厚い経費精算ツール。

## 勝つ場面
- その日のうちに承認を回し始めたい、30人未満のチーム [勝敗分析、4件中3件]
- 最低25ユーザーの条件に二の足を踏む買い手 [料金ページ]

## 負ける場面
- 複数の法人を持つ、150人超の会社 [勝敗分析、2件] — まず1法人で始める気がなければ見切る

## 競合の強みと答え方
- 複雑なポリシールール [サイト] — 認めたうえで、1年目から必要かを聞く。
- 複数法人への対応 [勝敗分析] — 早めに見極める。ここでは競わない。

## 仕込む地雷質問
- 「1年目は何人で使う予定ですか?」 — 最低25ユーザーの条件が浮かぶ [料金ページ]
- 「承認ルールは誰が設定して、どのくらい時間をかけられますか?」 — 設定の手間と、自社のその日に始められる点を比べる [勝敗分析]

## 言ってはいけないこと
- 「モバイルアプリがない」。3月に出している [更新履歴]。
- 「サポートが遅い」。又聞きでしかない [未検証]。

## 正直な比較
| 買い手が気にすること | 自社から見て | 根拠 |
|---|---|---|
| 最初の承認までの時間 | 優位 | 受注3件で、その日のうちに稼働 [勝敗分析] |
| 小さなチームでの料金 | 優位 | 最低ユーザー数なし。競合は25 [料金ページ] |
| モバイルアプリ | 同等 | どちらもある [更新履歴] |
| 複数の法人 | 劣位 | これで2件失注 [勝敗分析] |
| 複雑なポリシールール | 劣位 | 競合の売りの中心 [サイト] |

## 競合が自社について言いそうなこと
- **「ケイヒ楽は会社が大きくなると使えない」** — もっともな疑問です。2年後に何法人で運用する予定ですか。1法人なら、まさにそのために作られています。複数なら、いまのうちにその話をしましょう。

## 確かめるべき未検証の主張
- ケイリスのサポートの応答時間 — 元ユーザー2社に聞くか、最近のレビューを確かめる。
```

## 送る前のチェック

- [ ] 競合についての事実すべてに出どころがあり、カードに確認日がある。
- [ ] 又聞きや出どころのない主張は「未検証」の下にあり、比較表には入っていない。
- [ ] 比較表に、正直な「劣位」の行が少なくとも1行ある。ないなら、その理由が書いてある。
- [ ] 地雷質問が2〜3つあり、それぞれ出どころのある弱みに結びついた質問になっている。
- [ ] 競合の強みの欄に、実際の強みが少なくともひとつ、答え方つきで書いてある。

## よくある失敗

- 競合の機能一覧を写す。営業に必要なのは仕様表ではなく、買い手の状況と質問だ。
- 競合を攻撃するよう営業に指示する。買い手は、競合について公平な営業を信用する。
- カードを古いままにする。先月出た機能についての地雷質問は、商談を失わせる。

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出典

出典は英語のページです。

  1. Sales Battlecards 101: The Ultimate Guide | Crayon (2026-11-04に確認)
  2. Battle cards | Built In (2026-11-04に確認)