公式スキル · 法務の基本
マーケティング表示の確認
マーケティングの文言から、最上級表現、競合との比較、お客様の声、無料の表示、価格、健康やお金に関する表示など、危うい表示を洗い出す。
Claude・ChatGPT・コーディング用の AI で使えます。TeamとBusiness では、Pod に入れた公式スキルが改善のたびに自動で最新版になります。
使う場面
- LP、広告、メールキャンペーンを公開する前
- 文言に「No.1」「最速」「保証」「無料」や競合の名前がある
AI に渡すもの
- 掲載するとおりの文言
- 掲載先
- すでに持っている根拠
できあがるもの
リスク、必要な根拠、手元の根拠、より安全な言い方をまとめた表示の表と、弁護士への質問、公開してよいかの結論。
手順
- 表示をすべて挙げる 表示とは、読み手が確かめられる文のこと。数字、順位、比較、効果、「唯一」「初」「No.1」「保証」「安全」「準拠」「認証」。誇張的な宣伝文句(「心地よい」「きっと気に入る」)も挙げるが、リスクは低とする。
- 種類を分ける 最上級、比較(競合を名指しする、またはほのめかす)、効果や性能、お客様の声や推薦、価格や割引、「無料」やトライアル、安全や法令準拠、健康、お金や収入、環境。
- それぞれに必要な根拠を挙げる 以下は米国の連邦取引委員会(FTC)の基準で、日本を含む米国以外では基準が異なる [要確認: 掲載する国の法令。日本では消費者庁の資料も確認]。FTCの広告の裏づけに関する方針では、客観的な表示には掲載前に合理的な根拠が必要で、「試験で実証」のような表示には、少なくともその表示が述べる水準の根拠が必要とされる。最上級と比較:同じ条件で比べた最新の試験か第三者のデータで、日付と方法があるもの。効果:実際のお客様のデータと、一般的なユーザーでも同じ結果が出るかの注記。お客様の声:FTCの推薦・証言に関するガイド(Endorsement Guides)では、推薦は推薦者の正直な体験を反映していること、重要な関係(報酬、無償提供、雇用)をはっきり開示すること、特別によい結果には一般に期待できる結果を添えることが求められる。このスキルの既定では、書面での掲載許可も加える。価格と割引:比較の元になる価格で実際に販売していたこと、割引の条件。「無料」:FTCの「無料」という言葉に関するガイド(16 CFR 251.1)では、条件は最初からはっきり目立つように示すこととされ、注記へのアスタリスクだけでは足りないとされる。また「通常価格」を、実際に販売していた価格、一般に30日間のものと定義している。
- リスクを評価する 高:健康、お金、収入、安全、法令準拠や認証の表示、競合を名指しした比較、「保証」、根拠のないもの。中:名指ししない比較、根拠が12か月より古い性能の数字(このスキルの既定の区切り)、書面の許可がないお客様の声。低:誇張的な宣伝文句。この区分はこのスキルの既定であり、法的な基準ではない。
- 注記を確かめる 注記が見出しと矛盾してはいけない。見出しに「無料」とあり、条件(「カード登録が必要、トライアル後に請求」)が注記にしかないなら、印をつける。FTCのガイドは、条件をオファーのすぐそばに置くよう求めている。
- より安全な言い方を出す リスクが高・中の表示ごとに、根拠が裏づける範囲だけを言う案を出す(「いちばん速い書き出し」ではなく「2026年3月の200ファイルでの当社試験で、書き出しが最大3倍速く」)。
- 表と質問を書く 法律や規制当局が何を求めるかという問いは、「[弁護士に確認: …]」として弁護士に回す。
SKILL.md の全文
AI が読むファイルそのものです。 ダウンロード
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name: marketing-claims-check
description: マーケティングの文言(LP、広告、メール、営業資料、SNS投稿)にある危うい表示を確かめる。根拠のない最上級表現、競合との比較、お客様の声やレビュー、「無料」の表示、価格や割引の表示、健康やお金に関する表示を洗い出し、それぞれに必要な根拠をそろえるよう求める。「これは言っていいのか」と聞かれたとき、公開前に文言を確認したいとき、「No.1」「最速」「保証」のような表現が出てきたときに使う。
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# マーケティング表示の確認
> 法的助言ではない。弁護士の確認に向けた最初のチェックリストであり、その確認の代わりにはならない。
公開してよい表示とは、顧客や競合や規制当局に求められたら、翌日には根拠を示せる表示のことだ。この確認では、読み手が事実と受け取りうる表示をすべて見つけ、公開のあとではなく前に、その根拠を求める。
## 使う場面
- LP、広告、メールキャンペーン、プレスリリース、営業資料を公開する前。
- 文言に「No.1」「最速」「最高」「保証」「無料」「40%お得」があるとき、または競合の名前が出てくるとき。
- お客様の声、レビュー、導入企業のロゴを加えるとき。
- ブランドのトーンやコンバージョンのための修正には使わない。この確認は、表示に根拠があるかどうかを見る。
## 用意するもの
- 掲載するとおりの文言。注記や小さな文字も含む。
- 掲載先(自社サイト、有料広告、メール、特定の国)。わからなければ一度だけ聞く。ルールも広告プラットフォームのポリシーも掲載先によって違う。
- ユーザーがすでに持っている根拠:データ、調査、お客様の掲載許可、価格の履歴。何もなければ、事実を述べる表示すべてに「[要確認: 根拠]」をつける。
- 業種。健康、お金、子ども、環境に関する表示は、リスクが上乗せされる。
## 手順
1. **表示をすべて挙げる。** 表示とは、読み手が確かめられる文のこと。数字、順位、比較、効果、「唯一」「初」「No.1」「保証」「安全」「準拠」「認証」。誇張的な宣伝文句(「心地よい」「きっと気に入る」)も挙げるが、リスクは低とする。
2. **種類を分ける。** 最上級、比較(競合を名指しする、またはほのめかす)、効果や性能、お客様の声や推薦、価格や割引、「無料」やトライアル、安全や法令準拠、健康、お金や収入、環境。
3. **それぞれに必要な根拠を挙げる。** 以下は米国の連邦取引委員会(FTC)の基準で、日本を含む米国以外では基準が異なる [要確認: 掲載する国の法令。日本では消費者庁の資料も確認]。FTCの広告の裏づけに関する方針では、客観的な表示には掲載前に合理的な根拠が必要で、「試験で実証」のような表示には、少なくともその表示が述べる水準の根拠が必要とされる。最上級と比較:同じ条件で比べた最新の試験か第三者のデータで、日付と方法があるもの。効果:実際のお客様のデータと、一般的なユーザーでも同じ結果が出るかの注記。お客様の声:FTCの推薦・証言に関するガイド(Endorsement Guides)では、推薦は推薦者の正直な体験を反映していること、重要な関係(報酬、無償提供、雇用)をはっきり開示すること、特別によい結果には一般に期待できる結果を添えることが求められる。このスキルの既定では、書面での掲載許可も加える。価格と割引:比較の元になる価格で実際に販売していたこと、割引の条件。「無料」:FTCの「無料」という言葉に関するガイド(16 CFR 251.1)では、条件は最初からはっきり目立つように示すこととされ、注記へのアスタリスクだけでは足りないとされる。また「通常価格」を、実際に販売していた価格、一般に30日間のものと定義している。
4. **リスクを評価する。** 高:健康、お金、収入、安全、法令準拠や認証の表示、競合を名指しした比較、「保証」、根拠のないもの。中:名指ししない比較、根拠が12か月より古い性能の数字(このスキルの既定の区切り)、書面の許可がないお客様の声。低:誇張的な宣伝文句。この区分はこのスキルの既定であり、法的な基準ではない。
5. **注記を確かめる。** 注記が見出しと矛盾してはいけない。見出しに「無料」とあり、条件(「カード登録が必要、トライアル後に請求」)が注記にしかないなら、印をつける。FTCのガイドは、条件をオファーのすぐそばに置くよう求めている。
6. **より安全な言い方を出す。** リスクが高・中の表示ごとに、根拠が裏づける範囲だけを言う案を出す(「いちばん速い書き出し」ではなく「2026年3月の200ファイルでの当社試験で、書き出しが最大3倍速く」)。
7. **表と質問を書く。** 法律や規制当局が何を求めるかという問いは、「[弁護士に確認: …]」として弁護士に回す。
## 出力の形式
```markdown
# マーケティング表示の確認 — [対象]、[掲載先]、[日付]
_法的助言ではない。表示とそれに必要な根拠に印をつけたもので、弁護士の確認用。_
| # | 表示(引用) | 種類 | リスク | 必要な根拠 | 手元の根拠 | より安全な言い方 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 「[引用]」 | [種類] | [高/中/低] | [裏づけになるもの] | [あり / 要確認: 根拠] | 「[書き直し]」 |
## 注記の抜け
- [見出しと注記の食い違い、または「なし」]
## 弁護士への質問
- [弁護士に確認: …]
## 公開してよいか
[いいえ:根拠のない高リスクの表示が[n]件 / はい、[項目]を確かめたら]
```
## 例
**入力:** ケイヒノート株式会社(経費精算アプリ)の小川さん。国内向けのLP。手元の根拠:2026年5月の社内試験で、40人のユーザーが領収書を平均11秒で提出した。
> スタートアップの経費精算アプリ No.1。領収書の提出は数秒、ケイヒクラウドの5倍の速さ。「月20時間の削減になりました」— 経理責任者。ずっと無料。カード登録が必要です。
**出力:**
```markdown
# マーケティング表示の確認 — ケイヒノートのLP、国内向け自社サイト、11月4日(水)
_法的助言ではない。表示とそれに必要な根拠に印をつけたもので、弁護士の確認用。_
| # | 表示(引用) | 種類 | リスク | 必要な根拠 | 手元の根拠 | より安全な言い方 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 「スタートアップの経費精算アプリ No.1」 | 最上級 | 高 | 順位の出典、日付、「No.1」が何を測ったものか | 要確認: 根拠 | 「スタートアップのためにつくった経費精算アプリ」 |
| 2 | 「領収書の提出は数秒」 | 性能 | 低 | 所要時間のデータ | 2026年5月の試験、40人、平均11秒 | 「領収書1枚を約11秒で提出」 |
| 3 | 「ケイヒクラウドの5倍の速さ」 | 比較(名指し) | 高 | ケイヒクラウドと同じ条件で比べた試験、方法、日付 | 要確認: 根拠 | 削除する、または試験とその方法を明記する |
| 4 | 「月20時間の削減になりました」— 経理責任者 | お客様の声 | 中 | 実在のお客様、書面の掲載許可、発言どおりの言葉、報酬があればその開示 | 要確認: 根拠 | 許可を書面でもらってから、同じ言葉に氏名と会社名を添える |
| 5 | 「ずっと無料。カード登録が必要です。」 | 無料 | 高 | 何が無料か、上限、何をすると課金されるか | 要確認: 根拠 | 「[n]人まで使える無料プラン。はじめるにはカード登録が必要です。」 |
## 注記の抜け
- 「ずっと無料」のすぐ横に「カード登録が必要です」とあるが、いつカードに請求されるかが書かれていない。
## 弁護士への質問
- [弁護士に確認: 国内で競合のケイヒクラウドを名指しして比較する前に、何をそろえておくべきか]
- [弁護士に確認: カード登録が必要な「無料」の表示に、国内で追加の表示が要るか]
## 公開してよいか
いいえ:根拠のない高リスクの表示が3件(#1、#3、#5)。
```
## 送る前のチェック
- [ ] 出力の冒頭に、法的助言ではない旨の1行がある。
- [ ] 文言の中の確かめられる文すべてに、表の行がある。
- [ ] リスクが高・中の表示すべてに、手元の根拠の範囲に収まる言い方の案がある。
- [ ] 「あり」とした根拠は、実際にユーザーから日付か出典つきで受け取ったものである。
- [ ] 法律や規制当局が何を求めるかを述べた文がない。それは弁護士への質問にしている。
- [ ] 結論で、根拠のない高リスクの表示の件数を数えている。
## よくある失敗
- 「明らかに本当だから」と、競合との比較をそのまま通す。根拠は書面で存在していなければならない。
- 見出しを直して、広告、メールの件名、画像の代替テキストに繰り返し出てくる同じ表示を見落とす。
- 社員や投資家のお客様の声を、関係を開示せずに載せる。FTCは、社員の場合、プロフィールに勤務先が書いてあるだけでは開示として足りないとしている。
チームで使う
AI Skill Pod に追加すると、業務委託の方も含めてチーム全員が、自分の AI から同じ版を使えます。 AI スキルをチームで共有する方法を読む
変更履歴
- v1.0.0 · · First release.
出典
出典は英語のページです。
- FTC Policy Statement Regarding Advertising Substantiation (2026-11-04に確認)
- FTC's Endorsement Guides: What People Are Asking (2026-11-04に確認)
- 16 CFR § 251.1 - The guide (use of the word Free) (2026-11-04に確認)