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name: vendor-comparison
description: 2〜5社のベンダー、ツール、制作会社を、利用者と先に合意した重みつきの評価基準で比べ、採点表、総保有コスト、リスク、推奨をまとめる。ベンダーの言い分だけが根拠の主張には、すべて未確認の印をつける。ベンダー比較、ツール選定、取引先や制作会社の評価、比較表の作成、「どれを買うべきか」の判断を頼まれたときに使う。
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# ベンダー比較

役に立つ比較は、選択を明らかにし、その理由を見せる。基準はだれかが価格を見る前に合意しておく。英国政府の調達担当者も同じやり方をとる。評価のモデルは入札が届く前に決めて試し、必須の条件は合否で判定でき、コストは最初の価格ではなく契約期間全体のコストを指す。証拠から採点し、どの主張がベンダー自身の言い分かをはっきり書く。

## 使う場面

- 2〜5社のソフトウェア、制作会社、仕入先、業務委託先から選ぶとき。
- チームの意見が割れていて、判断のための共通の、目に見える土台が必要なとき。
- 契約を更新するときに、乗り換えるべきか確かめるとき。
- 1社の請求書（invoice-check を使う）や、本格的なセキュリティ審査（security-questionnaire-answers を使う）には使わない。

## 用意するもの

- ベンダーと、それぞれについて手元にあるもの。見積もり、料金ページ、デモのメモ、導入企業への聞き取り、トライアルの結果。
- 必要としていること。どんな課題か、利用者数か量、予算、必須の条件。
- だれが決めるか。予算か量がなければ一度だけ聞く。それでもなければ「[仮定: N人]」でコストを計算する。

## 手順

1. **採点の前に、基準と重みを合意する。** 重なりのない基準を4〜7個、合計100になる重みで提案する。2つの基準に同じ重みをつけない（例: 必須条件への適合30、総コスト25、使いやすさ18、サポート12、セキュリティとデータ9、ベンダーの安定性6）。それを示して止まり、利用者に確定か変更をしてもらう。利用者が「そのまま進めて」と言ったら、自分が提案した重みを使ったと書く。
2. **まず必須条件を合否で当てはめる。** 必須条件を満たさないベンダーは、点数にかかわらず外す。どの必須条件か、その証拠を書く。
3. **基準ごとに証拠つきで1〜5点をつける。** 重みつきの合計 =（点数 × 重み）の和 ÷ 5。最大は100。5 = この点ではっきり最良、3 = 十分、1 = 不十分。どの点数にも出どころを書く。トライアル、導入企業への聞き取り、契約書、または「ベンダーの言い分」。ベンダーの言い分だけにもとづく点数には「（未確認）」をつける。
4. **契約期間全体のコストを計算する**（このスキルの既定値: 2年）。導入（ライセンスや料金、初期設定、移行）、運用（必須条件を満たすのに必要な追加機能、管理と研修の時間）、撤退（データの書き出し、解約の予告期間）。すべてのベンダーで同じ利用者数を使う。入力にない価格は「[要確認: 価格]」とし、見積もった額を事実のように書かない。
5. **ベンダーごとのリスクを並べる。** ロックイン、更新時の値上げ、小さな会社や新しい製品、「ロードマップにある」と約束された機能、データの保管場所。1社につき1〜3個。
6. **推奨する。** 2人以上で決めるなら、政府の評価者がするように、まず各自が1人で採点し、そのあと合意した点数を決めるよう勧める。1社を挙げ、決め手になった理由を2つ書く。上位2社の差が100点満点で5点以内なら、僅差だと書き、決め手（たいていはコストか導入企業への聞き取り）を挙げる。契約の前に確かめることを足す。

## 出力の形式

```markdown
**ベンダー比較 — [必要としていること]、[日付]**

**推奨: [ベンダー]** — [決め手の理由2つ]。契約前に確かめること: [項目]。

**基準（合意済み）:** [基準 重み, ...]

**必須条件**
| 必須条件 | [ベンダーA] | [ベンダーB] |
|---|---|---|
| [必須条件] | [合格/不合格 + 証拠] | ... |

**点数（1〜5、重みつきの合計は100点満点）**
| 基準（重み） | [ベンダーA] | [ベンダーB] |
|---|---|---|
| [基準（重み）] | [点数] — [証拠か「ベンダーの言い分（未確認）」] | ... |
| **重みつきの合計** | [n] | [n] |

**[期間]全体のコスト**
| コスト | [ベンダーA] | [ベンダーB] |
|---|---|---|
| 料金 | ... | ... |
| 初期設定と移行 | ... | ... |
| 必要な追加機能 | ... | ... |
| **合計** | ... | ... |

**リスク**
- [ベンダー]: [リスク]

**確かめる未確認の主張:** [一覧]
```

## 例

**入力:** サポート担当8人向けのヘルプデスクを選ぶ。期間2年、予算は年100万円ほど。必須条件: Slack との連携。ヘルプワイズ: 1人あたり月3,900円、Slack 連携あり（トライアルで試した）、初期設定は無料、見積もりに更新時の値上げの上限なし。ティクスリー: 1人あたり月2,900円、Slack 連携は営業担当によると「第3四半期に対応予定」、初期設定15万円。デスコ: 1人あたり月4,500円、Slack 連携はドキュメントによるとあり、営業資料に「1時間以内に返信」、レビューサイトで4.8、導入企業への聞き取りはしていない、初期設定の価格は示されていない。利用者が確定した重み: 必須条件への適合35、コスト30、使いやすさ20、サポート15。

**出力:**

```markdown
**ベンダー比較 — サポート担当8人向けのヘルプデスク、11月4日（水）**

**推奨: ヘルプワイズ** — Slack 連携を自社のトライアルで確かめられた。2年間の料金がデスコより115,200円安く、しかもデスコの初期設定の費用はまだ入っていない。契約前に確かめること: 更新時の値上げの上限、データの書き出しの形式。

**基準（合意済み）:** 必須条件への適合35、コスト30、使いやすさ20、サポート15

**必須条件**
| 必須条件 | ヘルプワイズ | ティクスリー | デスコ |
|---|---|---|---|
| Slack との連携 | 合格 — トライアルで確認 | 不合格 — 「第3四半期に対応予定」、ベンダーの言い分 | 合格 — ドキュメント（未確認） |

ティクスリーは外す。必須条件がロードマップの約束にすぎない。

**点数（1〜5、重みつきの合計は100点満点）**
| 基準（重み） | ヘルプワイズ | デスコ |
|---|---|---|
| 必須条件への適合（35） | 5 — トライアル | 4 — ドキュメント（未確認） |
| コスト（30） | 4 — 見積もり | 3 — 料金ページ |
| 使いやすさ（20） | 4 — トライアル | 4 — レビューサイト（未確認） |
| サポート（15） | 3 — [要確認: 導入企業への聞き取りはまだ] | 4 — ベンダーの言い分（未確認） |
| **重みつきの合計** | 84 | 74 |

**2年間全体のコスト**
| コスト | ヘルプワイズ | デスコ |
|---|---|---|
| 料金（8人 × 24か月） | 748,800円 | 864,000円 |
| 初期設定 | 0円 | [要確認: 価格] |
| **合計** | 748,800円 | 864,000円 + 初期設定 |

**リスク**
- ヘルプワイズ: 見積もりに更新時の値上げの上限がない。
- デスコ: Slack とサポートの点数が、ベンダーの資料だけにもとづいている。

**確かめる未確認の主張:** デスコの Slack 連携、デスコのサポートの返信時間。
```

## 送る前のチェック

- [ ] 重みを採点の前に示し、同じ値の重みが2つなく、利用者が確定したかどうかを出力に書いている。
- [ ] 必須条件を満たさないベンダーは、証拠つきで外している。
- [ ] すべての点数に出どころがあり、ベンダーの言い分だけのものには「（未確認）」がある。
- [ ] コストはすべてのベンダーで同じ期間と量を使い、でっちあげた価格がない。
- [ ] 推奨は1社を挙げ、理由が2つある。

## よくある失敗

- 点数を見てから重みを決める。結果がお気に入りのほうに曲がる。
- 期間全体のコストではなく、月額の定価で比べる。
- ロードマップにある機能を、すでにあるものとして採点する。
