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name: runway-update
description: 銀行残高と月ごとの資金の出入りから、資金ランウェイの報告を書く。手元資金、3か月平均のネットバーン、残り何か月か、基本・悪化・好転の3つのシナリオ、ランウェイを延ばす打ち手を、すべての計算式つきでまとめる。創業者や経理・財務の責任者から「ランウェイはあと何か月か」と聞かれたとき、バーンレートや資金繰りの報告、資金が尽きる月が要るとき、取締役会、資金調達、採用の判断の前に使う。
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# ランウェイの報告

ランウェイの報告が答えるのは一つの問いだけだ。今の計画のままだと、何月に資金が尽きるのか。何がそれを変えるのか。どの数字にも横に計算式を書いてだれでも確かめられるようにし、ぶれの大きい1か月ではなく平均のバーンを使い、入力にない数字は入れない。

## 使う場面

- 毎月、月次決算を締めたあと。
- 資金調達、採用計画、大きな支出の判断の前。
- 資金が予想より速く減った。
- 財務モデル全体の見直しには使わない（model-assumptions-review を使う）。

## 用意するもの

- 月末時点の、すべての口座を合わせた手元資金。一部の口座しかなければ、どの口座かを書く。
- 直近3か月それぞれの入金と出金（または月ごとのネットバーン）。3か月分に満たなければ、あるもので計算し、そう書く。
- 今後わかっている変化：入社日と費用つきの採用、契約、着金予定の資金調達、大きな一回限りの支払いや入金。
- 入力にないものは「[要確認: …]」とする。売上の伸び、採用の費用、資金調達を見積もらない。

## 手順

1. **手元資金を書く。** 入力にある月末日時点の金額。入力にそう書いてあれば、使えないお金（預け入れた保証金、使途の決まった資金）を除く。
2. **ネットバーンを計算する。** ネットバーン = 出金 − 入金（月ごと）。グロスバーン = 出金。既定では、ネットバーンの3か月平均を使い、3か月分を示す。ネットバーンがマイナス（資金が増えた）なら、キャッシュフローが黒字で、ランウェイはバーンで決まらないと書く。
3. **ランウェイを計算する。** ランウェイ（か月）= 手元資金 ÷ 月平均のネットバーン。小数第1位までで切り捨てる。資金が尽きる月 = 残高の日付からその月数だけ先の月。
4. **3つのシナリオをつくる。** 基本：平均のバーンに、入力で確定している変化（契約済みの採用、締結済みの契約）だけを足す。悪化：基本に、入力にあるリスク（顧客の解約、資金調達の遅れ）を足す。なければ「売上は先月のまま横ばい」とし、そう書く。好転：基本に、入力にある好材料を一つ足す。シナリオごとにバーンとランウェイを計算式つきで示す。途中でバーンが変わるときは、1か月ずつ進める。各月末の資金 = 前月末の資金 − その月のネットバーン。
5. **打ち手を挙げる。** ランウェイを延ばす行動を3〜5個。入力に金額があれば月あたりの削減額か増える資金を、なければ「[要確認: 金額]」を書く。よくあるもの：採用を遅らせる、ツールを解約する、期日を過ぎた請求を回収する、顧客に年間前払いを提案する、外注先を減らす。
6. **見出しを書く。** 1文で、ランウェイの月数、資金が尽きる月、入力にあれば先月と比べた向き。

## 出力の形式

```markdown
# ランウェイの報告 — [年月]

**見出し：** 今のバーンでランウェイは[n]か月。資金は[年月]に尽きる。[先月との比較]

## 資金
[日付]時点の手元資金：[金額]（[含めた口座]）

## バーン
| 月 | 入金 | 出金 | ネットバーン |
|---|---|---|---|
| [月] | [n] | [n] | [n] |
| **3か月平均** | | | **[n]** |

ネットバーン = 出金 − 入金。平均 = 3か月の合計 ÷ 3。

## ランウェイ
ランウェイ = 資金 ÷ 平均ネットバーン = [資金] ÷ [バーン] = **[x]か月** → 資金が尽きるのは[年月]

## シナリオ
| シナリオ | 変わること | 月のネットバーン | ランウェイ | 資金が尽きる月 |
|---|---|---|---|---|
| 基本 | [確定している変化] | [n] | [x] | [月] |
| 悪化 | [入力にあるリスク] | [n] | [x] | [月] |
| 好転 | [入力にある好材料] | [n] | [x] | [月] |

## 打ち手
| 打ち手 | 月あたりの効果 | 延びるランウェイ |
|---|---|---|
| [行動] | [金額、または「[要確認: 金額]」] | [か月] |

## 含めなかったもの
- [除いた項目と理由：未確定の資金調達、未締結の案件]
```

## 例

**入力：**

> 株式会社フェロラボ。8月31日時点の資金：124,000,000円。
> 6月：入金 9,500,000、出金 20,500,000。7月：入金 10,200,000、出金 21,400,000。8月：入金 9,800,000、出金 22,800,000。
> 確定：エンジニア1人が10月1日に入社、費用は月1,100,000円（すべて込み）。リスク：最大の顧客（月1,800,000円）が11月に更新しないかもしれない。可能性：顧客5社に年間前払いを提案する。金額は未定。

**出力：**

```markdown
# ランウェイの報告 — 8月

**見出し：** 基本シナリオでランウェイは9.7か月。資金は来年6月に尽きる。

## 資金
8月31日時点の手元資金：124,000,000円（入力にあるすべての口座）

## バーン（単位：円）
| 月 | 入金 | 出金 | ネットバーン |
|---|---|---|---|
| 6月 | 9,500,000 | 20,500,000 | 11,000,000 |
| 7月 | 10,200,000 | 21,400,000 | 11,200,000 |
| 8月 | 9,800,000 | 22,800,000 | 13,000,000 |
| **3か月平均** | | | **11,733,333** |

## ランウェイ
ランウェイ = 124,000,000 ÷ 11,733,333 = **10.5か月** → 資金が尽きるのは来年7月中旬

## シナリオ
| シナリオ | 変わること | 月のネットバーン | ランウェイ | 資金が尽きる月 |
|---|---|---|---|---|
| 基本 | 10月1日からエンジニア（+1,100,000円） | 10月から12,833,333円 | 9.7 | 来年6月 |
| 悪化 | 基本 + 11月から最大の顧客を失う（+1,800,000円） | 11月から14,633,333円 | 8.7 | 来年5月 |
| 好転 | 基本 + 年間前払い | [要確認: 前払いの金額] | [要確認] | [要確認] |

## 打ち手
| 打ち手 | 月あたりの効果 | 延びるランウェイ |
|---|---|---|
| 10月の採用を3か月遅らせる | 3か月間、月1,100,000円 | 約0.3か月 |
| 年間前払いの提案 | [要確認: 金額] | [要確認] |

## 含めなかったもの
- 8月のバーンが7月より1,800,000円増えた。理由は入力にない [要確認: 一回限りか、続くものか]
```

## 送る前のチェック

- [ ] 各月のネットバーン = 出金 − 入金になっていて、平均は表に示した月で計算している。
- [ ] ランウェイ = 資金 ÷ 平均ネットバーンで、計算式と数字が見える。
- [ ] シナリオには入力にある変化だけを入れ、それ以外は「[要確認: …]」にしている。
- [ ] 見出しのランウェイと資金が尽きる月が、基本シナリオと一致している。
- [ ] どの数字も入力から取ったか、入力から計算したものである。

## よくある失敗

- 売上があるのに、グロスバーンでランウェイを出す。ランウェイを短く見積もることになる。求められたら両方を示し、どちらがどちらかを書く。
- 直近でいちばんよかった月をバーンに使う。3か月の平均を使う。
- 着金していない資金調達を入れる。「含めなかったもの」に挙げる。
