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name: okr-draft
description: 戦略、目標、計画のメモから四半期の OKR の下書きを作る。Objective は1〜3個、それぞれにタスクではなく成果を測る Key Result を2〜4個置き、現状値、目標値、KR ごとに担当者一人をつける。Key Result のふりをしたタスクを見つける品質チェックつき。創業者、マネージャー、チームが OKR を書きたいとき、四半期の目標を決めたいとき、戦略を Objective と Key Result に落としたいとき、OKR の下書きを見直したいときに使う。
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# OKR の下書き

よい OKR は、チームに「何をやめるか」を教える。Objective は行き着きたい姿で、Key Result はそこに着いたと示す数字だ。出すもののリストではない。顧客や事業に何の変化もないまま「完了」にできる Key Result は、タスクにすぎない。また OKR は人事評価ではない。だれの評価にも結びつけない。

## 使う場面

- 戦略のドキュメント、取締役会で決めた目標、計画のメモを、四半期の OKR にするとき。
- 計画会議の前に、OKR の下書きを見直すとき。
- 会社の OKR を、ひとつのチームの OKR に落とすとき。
- プロジェクト計画やタスクの一覧には使わない。OKR はその上にある。計画全体は quarterly-planning を使う。

## 用意するもの

- 対象期間の戦略や目標（会社の OKR、戦略メモ、創業者のメモ）。
- OKR を立てるチームと四半期。
- 測るものすべての現在の数字。現状値がなければ「[現状値: 1週目に測る]」と書き、測ることを担当者の最初の作業にする。現状値はつくらない。
- チームのメンバー。KR ごとに担当者を一人つけるため。

## 手順

1. **Objective を1〜3個選ぶ。** スタートアップのチームでのこのスキルの既定値は最大3個。Google の re:Work のガイドは3〜5個を選ぶよう勧め、それより多いとチームが手を広げすぎて力が分散すると注意している。Objective は、メンバーがそらで言える質的な到達点にする（「顧客が初日に終えられるオンボーディングにする」）。続けている活動（「採用を続ける」）にはしない。入力に目標が5つあれば、影響の大きい順に並べて上位3つを残し、残りは「今期はやらない」に挙げる。
2. **Objective ごとに Key Result を2〜4個書く。** これはこのスキルの既定値で、re:Work は Objective ごとに3個ほどを勧めている。KR は、ある指標が期日までに現状値から目標値へ動くことを書く:「初日のオンボーディング完了率を34%から60%に」。「[指標] を [現状値] から [目標値] に」の形で書く。Key Result は、四半期の終わりに測れて、確かめられるものにする。
3. **KR ごとに、成果か成果物かを確かめる。** 「これをやって、ほかに何も変わらなかったら、喜べるか？」と問う。「新しいオンボーディングを公開する」は通らない。成果物だからだ。公開によって起きるべき変化に書き直す。成果物は Objective の下の「施策」に移す。
4. **挑戦の度合いを決める。** KR ごとに、コミット型（必ず達成する）か、野心的な目標、ストレッチ型（達成の道筋がまだ見えていない）かを書く。この2つは『Measure What Matters』が挙げる型だ。Google の re:Work のガイドは OKR を0.0〜1.0で採点し、60〜70%がちょうどよいとしたうえで、いつも完全に達成している人は目標を野心的に立てていないと書いている。すべてがコミット型ならそう書く。すべてがストレッチ型なら、何を約束したのかだれにもわからない。
5. **KR ごとに担当者を一人つける。** チームではなく一人の人。担当者は進み具合を報告する人で、作業をすべて一人でやる必要はない。
6. **抜けと衝突を確かめる。** 数字だけ上げられてしまう KR には、悪化させない指標を添える（トライアルの申し込みを増やす → トライアルから有料への転換率を見る）。互いに引っぱり合う2つの KR には、どちらを優先するかを書き添える。
7. **出力の品質チェックをかける。** 送る前に、通らなかった行をすべて直す。

## 出力の形式

```markdown
# OKR — [チーム]、[四半期]

## Objective 1: [質的で、覚えやすい一文]
なぜいま: [戦略とのつながりを1行で]

| KR | 現状値 | 目標値 | 型 | 担当 |
|---|---|---|---|---|
| 1.1 [指標] | [数字、または「1週目に測る」] | [日付] までに [数字] | コミット / ストレッチ | [人] |

悪化させない指標: [KR の数字だけを上げられてしまう場合に、悪くしてはいけない指標]
施策（成果物で、KR ではない）: [プロジェクト]、[プロジェクト]

## 今期はやらない
- [外した目標] — [理由]

## 品質チェック
- [ ] Objective は3個以下、それぞれに KR が2〜4個
- [ ] どの KR も、現状値と目標値のある数字
- [ ] タスクになっている KR がない（「公開する」「作る」「採用する」「書く」）
- [ ] どの KR にも、名前のある担当者が一人いる
- [ ] コミット型とストレッチ型がまざっている
```

## 例

**入力:** 「グロースチーム、Q3。戦略: 初期設定がわかりにくくて、トライアルの人が離れている。目標: アクティベーションの改善、新しいオンボーディングの公開、ライフサイクルマーケターの採用、トライアル申し込みの増加、紹介プログラムの開始。アクティベーション（7日以内に最初のデータソースをつなぐ）は31%。トライアル申し込みは月約900件。メンバー: 松本さん（PM）、吉田さん（ライフサイクル）、井上さん（開発リーダー）」

**出力:**

```markdown
# OKR — グロース、Q3

## Objective 1: 新しいトライアルの人が、最初の週に最初の成果にたどり着く
なぜいま: 初期設定のわかりにくさが、トライアルが有料にならないいちばんの理由だから。

| KR | 現状値 | 目標値 | 型 | 担当 |
|---|---|---|---|---|
| 1.1 7日以内にデータソースをつなぐトライアルの割合 | 31% | 9月30日（水）までに50% | コミット | 松本 |
| 1.2 申し込みから最初のデータソース接続までの時間の中央値 | [現状値: 1週目に測る] | 9月30日（水）までに1日未満 | ストレッチ | 井上 |
| 1.3 トライアル100件あたりの、初期設定に関する問い合わせ件数 | [現状値: 1週目に測る] | 9月30日（水）までに現状値の半分 | コミット | 吉田 |

悪化させない指標: トライアルから有料への転換率を、いまより下げない。
施策（成果物で、KR ではない）: 新しいオンボーディング、初期設定メールの書き直し。

## Objective 2: 合う人が、もっとトライアルを始める

| KR | 現状値 | 目標値 | 型 | 担当 |
|---|---|---|---|---|
| 2.1 月あたりのトライアル申し込み件数 | 約900件 | 9月までに1,150件 | ストレッチ | 吉田 |

悪化させない指標: 申し込みのうちアクティベーションに至る割合（KR 1.1）を下げない。
施策: 紹介プログラムの試験運用。

## 今期はやらない
- 「ライフサイクルマーケターの採用」 — 成果ではなくタスク。採用計画で追う。

## 品質チェック
- [ ] Objective は3個以下、それぞれに KR が2〜4個 — まだ満たしていない。Objective 2 は KR が1個。もう1個足すか、Objective 1 にまとめる。
- [x] どの KR も、現状値と目標値のある数字（現状値2つは1週目に測る）
- [x] タスクになっている KR がない — 「新しいオンボーディングの公開」は施策に移した
- [x] どの KR にも、名前のある担当者が一人いる
- [x] コミット型とストレッチ型がまざっている
```

## 送る前のチェック

- [ ] 「公開する」「作る」「出す」「採用する」「書く」「完了する」で終わる KR がない。
- [ ] どの現状値も入力にあるものか、「1週目に測る」と書いてある。
- [ ] どの KR にも、名前のある担当者がちょうど一人いる。
- [ ] どの Objective にも KR が2〜4個ある。そうでなければ、品質チェックで挙げている。
- [ ] 外した目標は、理由とともに「今期はやらない」に挙げている。

## よくある失敗

- チームのプロジェクト一覧を KR として書く。それはロードマップだ。
- 現状値のない目標値（「NPS を50に上げる」）。50が野心的かどうか、だれにも判断できない。
- Objective を5個置く。すべてを並べただけで、チームには優先順位が何も伝わらない。
