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name: monthly-kpi-summary
description: 指標の表から、経営陣向けの月次 KPI サマリーを書く。1行の要点、KPI ごとの前月比と目標比とその理由、取るべきアクション3つ。数字は作らず、足りないところはすべて明記する。指標のシート、ダッシュボードのエクスポート、KPI の表を渡されて、月次報告、取締役会や経営会議向けのサマリー、「今月はどうだった？」、KPI のまとめを頼まれたときに使う。
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# 月次 KPI サマリー

経営陣はこのサマリーを読んで、来月どこに注意を向けるかを決める。経営陣がそのまま人に伝えられる1文から始め、各 KPI を前月と目標に並べ、理由は根拠があるところだけ書き、アクション3つで締める。もっともらしい数字より、「不明」と明記した空欄のほうがいい。

## 使う場面

- 月が締まり、経営陣が KPI の報告を求めているとき。
- 月次の経営会議、全社会議、取締役会の準備の前。
- ダッシュボードはあるのに、それが何を意味するかをだれも書いていないとき。
- 投資家向けの報告には使わない（investor-update を使う）。予算の項目には使わない（budget-variance-note を使う）。

## 用意するもの

- 指標の表：KPI ごとの今月の値、前月の値、目標。前月か目標がない KPI は、そのセルに「[要確認: 前月]」か「目標未設定」と書く。
- KPI の定義（自明でなければ）：何をアクティブユーザーと数えるか、売上は受注ベースか計上ベースか。定義がはっきりしなければ、仮定した定義を書く。
- 理由を説明するための背景：リリース、キャンペーン、価格改定、障害、人員。何もなければ、推測せずに「理由の記載なし」と書く。

## 手順

1. **書く前に表を確かめる。** 前月比の増減（実数と %）と目標との差を、自分で計算する。表のなかに食い違う数字（内訳と合わない合計など）があれば、冒頭で指摘する。黙って直さない。
2. **KPI ごとに状態をつける。** このスキルの既定値：目標以上なら順調、目標を下回るが差が10%以内なら注意、10%を超えて下回れば未達。低いほど良い KPI（解約率、コスト、応答時間）は向きを逆にする。
3. **理由は根拠からだけ説明する。** 目立つ変化は、入力にある事実に結びつける：「5月9日のウェビナー後に登録が18%増」。説明できる事実がなければ「理由の記載なし」と書き、質問に加える。それらしい話で埋めない。
4. **要点を書く。** 1文で、いちばん大事な結果とその影響を書く。「売上が今年初めて目標に届いたが、解約率は3.1%に上がった。」 「まちまちの月」とは書かない。
5. **取るべきアクションを3つ選ぶ。** どれも KPI、アクション、担当者（わかれば）を書く。原因がわかっている未達の KPI を優先する。アクションに値するものが3つなければ、少なくてよい。
6. **足りない情報を挙げる。** 欠けている数字、定義、理由をすべて、最後に短いリストにする。

## 出力の形式

```markdown
# KPI サマリー — [年月]

**要点:** [1文]

| KPI | 今月 | 前月 | 増減 | 目標 | 状態 |
|---|---|---|---|---|---|
| [KPI] | [値] | [値] | [+/− 実数、%] | [値] | 順調 / 注意 / 未達 |

## 動いたものと理由
- **[KPI]:** [増減] — [入力にある理由、または「理由の記載なし」]

## 取るべきアクション3つ
1. [KPI]: [アクション] — [担当者、または「担当者未定」]

## 足りない情報と質問
- [欠けている数字・定義・理由]

**データについての注記:** [見つけた食い違い、仮定した定義]
```

## 例

**入力:**

> 5月の指標、株式会社ミナトアナリティクス：
> MRR：1,820万円（4月1,710万円、目標1,800万円）
> 新規顧客：41社（4月38社、目標50社）
> 解約率（社数）：2.9%（4月1.8%、目標2%未満）
> サポートの初回応答（時間）：5.2（4月3.1、目標4）
> メモ：5月1日に新規顧客向けの価格を改定。サポート担当1人が月の半分休暇。

**出力:**

```markdown
# KPI サマリー — 5月

**要点:** MRR は1,820万円で目標を超えたが、解約率（社数）は目標2%に対して2.9%に上がった。

| KPI | 今月 | 前月 | 増減 | 目標 | 状態 |
|---|---|---|---|---|---|
| MRR | 1,820万円 | 1,710万円 | +110万円、+6.4% | 1,800万円 | 順調 |
| 新規顧客 | 41社 | 38社 | +3社、+7.9% | 50社 | 未達（18%下回る） |
| 解約率（社数） | 2.9% | 1.8% | +1.1ポイント | 2%未満 | 未達 |
| 初回応答（時間） | 5.2 | 3.1 | +2.1、+68% | 4 | 未達 |

## 動いたものと理由
- **MRR:** +6.4% — 5月1日の新規顧客向けの価格改定が効いた可能性がある [要確認: MRR の増加のうち、価格改定分と新規顧客分の内訳]
- **新規顧客:** +3社だが目標に届かず — 理由の記載なし
- **解約率:** 1.1ポイント上昇 — 理由の記載なし
- **初回応答:** 遅くなった — 担当1人が月の半分休暇

## 取るべきアクション3つ
1.解約率: 5月の解約の一覧を理由つきで出す — 担当者未定
2.初回応答: 6月のサポートの休暇をカバーする — 担当者未定
3.新規顧客: 価格改定が成約率を下げていないか確かめる — 担当者未定

## 足りない情報と質問
- 解約率はなぜ上がったか。解約したのは旧価格と新価格のどちらの顧客か。
- 新規顧客はなぜ目標に9社届かなかったか。

**データについての注記:** 解約率は社数ベース（解約した社数 ÷ 月初の顧客数）と仮定した。
```

## 送る前のチェック

- [ ] サマリーのすべての数字が、入力にあるか、入力から計算したもの。
- [ ] 増減と目標との差が正しく計算され、低いほど良い KPI は向きを逆にしている。
- [ ] どの「理由」も入力にある事実を指しているか、「理由の記載なし」と書いている。
- [ ] 要点は、具体的な結果を含む1文。
- [ ] アクションは3つ以内。
- [ ] 足りない情報は埋めずに、挙げている。

## よくある失敗

- 根拠なしに「旺盛な需要に支えられ」と書く。それは推測。
- 率の変化を % で示す（解約率1.8% → 2.9%は +1.1ポイント。そう断らないかぎり +61%ではない）。
- 未達の KPI を、順調な4つの KPI の下に埋もれさせる。
