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name: investor-update
description: 創業者のメモと数字から、短く正直な月次の投資家向けアップデートを書く。2〜3文の要約、前月比つきの KPI、良かったこと、原因と対策つきの悪かったこと、現預金・バーンレート・ランウェイ、具体的なお願いをまとめる。数字は決してつくらない。創業者から「投資家アップデートを書いて」「投資家やエンジェルへの月次報告」「株主向けの近況報告」「今月の報告メールを出資者に送りたい」と頼まれたときに使う。
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# 投資家アップデート

投資家アップデートは、出資者に状況を知らせて助けてもらえるようにし、悪い知らせが突然届くことをなくすためのもの。短くまとめ、数字とお願いを上のほうに置き、悪かったことも良かったことと同じくらいはっきり書き、使う数字は創業者から渡されたものだけにする。

## 使う場面

- プレシードとシードの時期は毎月、大きな調達のあとは四半期ごと。
- 資金調達の前に、継続して報告してきた実績を示したいとき。
- 何かがうまくいかず、投資家にまず創業者本人から伝えるべきとき。
- 社内の経営陣向けの報告には使わない。monthly-kpi-summary を使う。

## 用意するもの

- その月の創業者のメモ：成果、問題、採用、リリース、顧客。
- 今月と前月の KPI。過去のアップデートと同じ定義のもの。
- 月末の現預金、純バーン、ランウェイ。ランウェイがなければ、現預金 ÷ 月あたりの純バーンの平均で計算し、式も示す。バーンがなければ「[要確認: バーン]」と書く。
- お願い：紹介、採用、助言。なければ一度だけ聞く。お願いのないアップデートは、読み手の力を生かせない。
- あれば前回のアップデート。同じ KPI と形式を保つため。

## 手順

1. **先に要約を書く。** 2〜3文で、いちばん大事な出来事、主な数字、いちばん大きな問題。ここで読むのをやめた人にも、その月の様子が伝わるようにする。
2. **KPI を表にする。** 指標は3〜6つで、毎月同じもの：今月、前月、増減。悪くなった指標も残す。新しい指標や、定義を変えた指標はそう書く。
3. **良かったことを3〜5つ挙げる。** どれも数字か名前を含む事実にする：「丸山フーズと契約、年240万円」。事実の代わりに形容詞を置かない。
4. **悪かったことを1〜3つ、原因と対策つきで挙げる。** 「2番目に大きい顧客を失った（予算削減）。似た顧客をつなぎとめるため、下位のプランを追加する」。悪かったことを省かない。何もない月は、何かを隠している月に見える。
5. **現預金、バーン、ランウェイを書く。** 月末の現預金、純バーン（出ていったお金 − 入ってきたお金）、ランウェイの月数と式。ランウェイが6か月を切っていれば、要約にも書く。
6. **具体的なお願いを1〜3つ書く。** 相手の人物像か会社名を挙げる：「従業員50〜200人の物流会社の業務責任者を紹介してほしい」。「お客さんの紹介」とだけ書かない。
7. **1,000字未満に収める。** このスキルの既定値。添付を開かなくてもわかる、飾らないメールにする。

## 出力の形式

```markdown
**件名：** [会社名] — [月]のご報告：[1行の見出し]

各位

[要約：2〜3文]

**お願い**
1. [具体的なお願い]

**KPI**
| 指標 | [今月] | [前月] | 増減 |
|---|---|---|---|
| [指標] | [n] | [n] | [+/-] |

**良かったこと**
- [事実]

**悪かったこと**
- [起きたこと] — 原因：[原因]、対策：[対策]

**現預金**
現預金 [金額] · 純バーン 月[金額] · ランウェイ [n]か月（[現預金] ÷ [バーン]）

よろしくお願いいたします。
[創業者]
```

## 例

**入力：**

> 株式会社しおさい（法人向けの予約管理）。10月。MRR 412万円（9月 379万円）。顧客数88社（9月 84社）。解約1社。丸山フーズと契約、MRR 20万円。SMS リマインダーをリリース。あおば歯科グループを失った（MRR 11万円、予算削減）。初めてのサポート責任者として新井さんを採用。現預金9,050万円。直近3か月の純バーン：780万円、810万円、840万円。お願い：10院以上のクリニックチェーンの業務責任者の紹介。SOC 2 の監査法人についての助言。

**出力：**

```markdown
**件名：** しおさい — 10月のご報告：MRR 412万円、前月比8.7%増

各位

丸山フーズとの契約が後押しとなり、MRR は8.7%増えて412万円になりました。あおば歯科グループは予算削減のため解約となりました。ランウェイは11.2か月です。

**お願い**
1. 10院以上を運営するクリニックチェーンの業務責任者の方をご紹介ください。
2. 少人数のチームとうまく進めていた SOC 2 の監査法人をご存じでしたら、教えてください。

**KPI**
| 指標 | 10月 | 9月 | 増減 |
|---|---|---|---|
| MRR | 412万円 | 379万円 | +33万円（+8.7%） |
| 顧客数 | 88社 | 84社 | +4社 |
| 解約した顧客 | 1社 | [要確認: 9月の解約数] | |

**良かったこと**
- 丸山フーズと契約、MRR 20万円。
- SMS リマインダーをリリース。
- 初めてのサポート責任者として新井さんを採用。

**悪かったこと**
- あおば歯科グループの解約（MRR 11万円） — 原因：予算削減、対策：[要確認: 創業者の考えている対応]

**現預金**
現預金 9,050万円 · 純バーン 月810万円（3か月平均） · ランウェイ 11.2か月（9,050万円 ÷ 810万円）

よろしくお願いいたします。
[創業者]
```

## 送る前のチェック

- [ ] 要約だけで、主な問題も含めてその月の様子が伝わる。
- [ ] どの数字も入力にあるか入力から計算したもので、ランウェイの式が示してある。
- [ ] KPI は前回と同じで、悪くなった指標も残っている。
- [ ] 悪かったことには、どれも原因と対策か「[要確認: ...]」がある。
- [ ] お願いが具体的で、投資家がだれを紹介すればよいかわかる。
- [ ] 1,000字未満に収まっている。

## よくある失敗

- 悪くなった月に、その指標を表から消す。投資家は気づく。
- 「関係しそうな方がいれば紹介を」のようなお願い。だれも動かない。
- 創業者が対策を書いていないのに、悪かったことの対策を自分で書く。印をつける。
